留学内容
「日本で問題になっている、食品の産地偽装や食中毒といった問題を解決できないか」という考えから、私は”日本の農業と食の安全性”をテーマに、インドネシアで生物学を学ぶため、留学をしてきました。留学先では、訪問先の大学で実験技術の取得や向上を目指し、現地学生の実験に参加していました。しかし、自分の留学計画について考えていくうちに、”食”から派生して生物多様性や貿易のことも学びたいと思うようになりました。そこで、留学中は現地大学で生物学実験に参加するだけでなく、経済学の研究室にも所属し、日本とインドネシア間の貿易について学習しました。分子生物学・微生物学を大学で学び、産地偽装問題・食中毒などを解決する方法を探る。生物多様性の国インドネシアで、これからの環境保全について考えるため。多様な文化を受け入れてきた国インドネシアで、自分以外の考えを受け入れられる柔軟性を身に着けるため。