留学内容
ドイツで行われている移民統合の実態を自分の目で観察することによって、将来日本が移民受け入れ国となった場合にどのような政策を実行していけばいいかを考えるためにドイツに約一年間留学しました。私の選んだボンという留学先は、住民の実に三割近くが移民または移民のバックグラウンドを持っている人たちが住んでいる地域で、今後の日本社会の行方を考える上で最適な場所でした。私は実際にそうした移民が集住している町の区画に住み、大学が移民用に用意している入学準備コースに参加し、ドイツに住む移民たちと交流をしました。他にもドイツ語語学コースを見学してみたり、ボン以外の地域の移民集住地区も訪れたりして、ドイツの今を自分の目で観察して来ました。