留学内容
「戦争をなくすには」の答えを求め、主にサンクトペテルブルク国立大学国際学部修士コースで安全保障について学びながら、シリア・ウクライナ・アメリカ・ロシア・中国・台湾・タイからの学生と、自主勉強会も開催しつつ、現代の国家間問題について議論を重ねた。日本の隣国であり素晴らしい芸術性を持ちながら、政治的にG7と立場を異にするロシアで、「美」とは何かを考える一方で、一旦民主主義や資本主義といった「主義」論を離れて、本質的にヒトはどのような存在であり、どのような制度が必要なのかを、考えた。
同時に、プーチン大統領やメドベージェフ首相の出身である、同大学法学部で正規のロシア人学生と一緒に、ロシア憲法や選挙、民主主義の授業をロシア語で受け、候補者ポスターや選挙活動を第2の都市で一度も見かけの忍耐強く努力を重ねる精神性、そして家族の様な底なしの温かさに触れることができ、専門や年齢を問わず将なかった2018年3月の大統領選挙の現状と授業との乖離を目の当たりにした。
学問・実践活動以外にも、ロシア人のテニスコミュニティに入り70人以上と交流しゲームをするなかで、ロシア人来にわたり頼れる仲間を得ることができた。
バレエや美術、クラッシック音楽が驚くほど身近であり、大いに感化されて、芸術等を学び始めた。