ラッコ11号さんの海外留学体験記(留学先:スウェーデン)|留学大図鑑~先輩たちの留学体験談~|トビタテ!留学JAPAN
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ラッコ11号

出身・在学高校:
新潟第一高等学校
出身・在学校:
新潟大学
出身・在学学部学科:
歯学部歯学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年01月31日 初回執筆日:2017年01月31日

歯学部間短期留学

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マルメ大学
  • スウェーデン
  • マルメ
留学期間:
2週間
総費用:
350,000円 ・ 奨学金あり
  • (独)日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」 80,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 挨拶など基本的な会話ができるレベル

留学内容

私が参加したのは在学する新潟大学歯学部の海外の大学との提携による短期留学プログラムです。
具体的な内容は、留学先の大学にて先生方による講義の受講、病院での外来見学、学生の臨床実習見学、技工室や歯学部の中やPBLの見学でした。
PBLとは, Problem Based Learningの略で、学習者自身が中心となり、提起された問題について実践される少人数グループでディスカッションを行う教育手法ことで「問題にもとづく学習」です。これは今回留学したマルメ大学が発祥とされ、新潟大学はそれを倣いカリキュラムに取り入れており、本番の学生同士のディスカッションを体験することが出来ました。
また、ランチタイムや休日には学生が街を案内してくれたりと交流出来ました。

留学の動機

以前から留学に興味があり、留学生対応サークルに所属していました。主に東南アジアからの留学生でしたが、学生は皆英語が堪能で会話は殆ど英語でした。
自分自身、英語力も乏しく、始めは会話が難しかったのですが、回数を重ねるうちに会話や案内が楽しくなりました。また自国との病院での臨床現場や実習の違いを聞いたり、彼らのモチベーションが刺激となって、自分も海外へ出てみたいと思うようになり留学を決めました。

成果

拙い英語でも身振りなどのボディランゲージを用いながらなんとかコミュニケーションをとることができ、留学しなかったら話を出来なかった人々と会話出来たというのは不思議な経験でしたし、留学期間は短期でしたが、確実に語学力が鍛えられました。特にリスニングは初日よりも後半に聞き取れる語が多くなったと感じれました。
また、留学先で現地の学生と友人になれたのは自分にとってかけがえのない経験でした。

ついた力

行動力

留学前後で変わったのは自分の行動する力だと思います。日本だと自分はついつい遠慮してしまうことが多かったですが、今回の留学先で自分の見学したい専門外来の見学を積極的に希望し、オペの見学をさせていただけたり、週末に他の国から来ている留学生の出掛けるお誘いのって隣国のデンマークへ遊びに行くことが出来たりと、自分から行動しないと勿体ないと思い、普段よりも積極的に行動できるようになったと感じています。

今後の展望

わたしは現在大学で行っている病院の臨床実習を行っています。その実習において、自分の治療では不安になることが多く、自身で進めていくことがなかなか出来ませんでした。しかし、上記の経験を生かして、すぐに指導医の先生に頼ろうとせず、せっかくいただいた機会なのだから、自分の診療という責任は常に感じながら、積極的に出来る作業を行っていこうと前向きに捉えることが出来るようになりました。

留学スケジュール

2016年
3月~
2016年
3月

スウェーデン(マルメ)

私が参加したのは在学する新潟大学歯学部の海外の大学との提携による短期留学プログラムです。
具体的な内容は、留学先の大学にて先生方による講義の受講、病院での外来見学、学生の臨床実習見学、技工室や歯学部の中やPBLの見学でした。
PBLとは, Problem Based Learningの略で、学習者自身が中心となり、提起された問題について実践される少人数グループでディスカッションを行う教育手法ことで「問題にもとづく学習」です。これは今回留学したマルメ大学が発祥とされ、新潟大学はそれを倣いカリキュラムに取り入れており、本番の学生同士のディスカッションを体験することが出来ました。
また、ランチタイムや休日には学生が街を案内してくれたりと交流出来ました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スウェーデン、マルメの街
デンマークのニューハウン
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

現地の学生はみんな優しく、英語があまりうまくない私たちのグループのお世話をしてくれました。その中でもペルシャ系スウェーデン人の男性が特に日本が大好きで熱く歓迎してくれたころが忘れられません。
彼は以前に日本に来たことがあり、築地に4回も行き、空手の段も取得する日本通でした。家に招いてくれて日本で買ったらしい梅酒を「UMESYU WINE!」と言って一緒に飲んで日本人と友達になれてとても嬉しいと言ってくれました。ぜひまた日本に遊びに来るときは案内して、再会したいです。

週末案内してくれた城

スウェーデンでの食事について

  • 生活 : 食事

留学したら、日本でいう寿司やそばなどのその国ならではの食事をしたいと思うもので、スウェーデンならではの食事は何かと友人になった現地の学生に聞いてみたところ、あまりこれといったものは無いとのことでした。
インターネットでスウェーデンの郷土料理だという調べたミートボールのベリーソースがけを見つけて食べた以外では、チャイニーズレストランに行ってみたり、日本にもあるファーストフード店、学生に紹介してもらったペルシア料理やフレンチ、さらには日本料理という名のアジア料理店などさまざまなお店に行ってみました。やはり個人的には少しでもスウェディッシュなメニューできるだけ探して食べてみることをおすすめしますが、恋しくなったり、チャレンジしてみたいと思う気持ちで日本料理を食べてみることはあまりおすすめはしません。笑

留学前にやっておけばよかったこと

やはり英語の勉強です。日常のコミュニケーションや街で使う言葉などはもちろん、わたしは歯学部間留学でしたのでもっと歯科の専門用語を勉強しておけばよかったと痛感しました。

留学を勧める・勧めない理由

留学を勧める理由は自分の視野が広がることです。わたしは留学前後で自分の将来について日本でのしかも狭い選択肢しか頭にありませんでしたが、自分の努力次第では海外で働くことも出来ること、また国内での進む道などの考えがぐんと広がりました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

わたしは留学には興味はあったものの不安が大きく、なかなか一歩を踏み出せませんでした。しかし、実際行ってみるとなんでもっと早くから行動しなかったんだろうと思うくらい、自分にとってかけがえのない経験となりました。留学先でしか出来ない経験はたくさんあると思います。ぜひ、普段よりもちょっぴりでいいので積極的になって行動してみると良いかと思います。