留学内容
静岡大学の交換留学制度を利用して、1年間ドイツのブラウンシュバイク工科大学で繊維強化プラスチックの強度特性に関する研究を行いました。というのも、発電効率の向上や低燃費化実現のため、風力発電機などへ高強度で軽量な繊維強化プラスチックの導入が進んでいるのに対し、実用化にあたり、強度特性に関する新たな問題点が発生しているためだからです。
ドイツを選んだ理由は、航空分野が他国に比べて発展していて繊維強化プラスチックを扱える、また、授業料が0円で自身の経済的問題を軽減できると考えたからです。そして、研究室選びに関しては、自身の研究室でコネクションがなかったため、ドイツ国内で繊維強化プラスチックに関する研究を行っているいくつかの研究機関に自ら問い合わせを行いました。
結果として、自分で留学計画を立てたことから、あまり留学の後悔がなく、全体的に満足していますが、研究面においては、上司の期待に応えきれなかったので、入社予定の外資系の企業で活発に海外に出向き、今後出会う上司の期待に応えられる人材へと成長していきたいです。