留学大図鑑 留学大図鑑

田川ひかり

出身・在学高校:
大阪府立千里高等学校
出身・在学校:
大阪大学
出身・在学学部学科:
外国語学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年10月29日 初回執筆日:2018年10月29日

ドイツで日本語を教える教育実習

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハインリッヒハイネ大学(通称名デュッセルドルフ大学)
  • ドイツ
  • デュッセルドルフ
留学期間:
11か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,120,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
ドイツ語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

主な留学内容は、①ハインリッヒハイネ大学(デュッセルドルフ大学)での教育実習と②(継承語)日本語教室でのボランティア活動です。①現代日本学専攻の学生向けの日本語授業にてTA(ティーチングアシスタント)として勤務しました。具体的な日々の活動は授業参与や宿題添削などです。また週に1コマは実際に自分1人で授業をさせてもらいました。②ドイツに住む日本にルーツを持つ子どもたちのための教室で、週に1度学生ボランティアとして従事しました。具体的には、プリントや絵本読み、工作、歌の練習、リトミックを通して、子どもたちが日本語日本文化を学ぶお手伝いをしました。そして、学期末の教室学習発表会に向けては、子どもたちの劇の台本を書いたり、練習を指導したりしました。

留学の動機

将来、日本に住む外国にルーツを持つ子どもたちのために、日本語を教えられる教員になるということが私の目標です。日本語教師を志す周りの同級生や先輩たちが海外で日本語教師としての実務経験を積んでいく姿を見て、留学を決意しました。また、ここへ行こうと思った理由は、ただ自分の授業ができるだけではなく、授業前に教案添削をしてもらえたり、授業後に先生方からフィードバックを頂くことができるからです。

成果

大学での実習では、授業の教案を見て頂いたり、他の先生方からのフィードバックを頂けました。そのおかげで、日本語の授業のノウハウや学習者と関わる時の基本的な姿勢などを身に付けることができました。また授業を通して、ドイツの学生たちや先生方と今後も続いていけるようなつながりができました。ボランティア活動では、学期末の発表会で自分がメインで指導した劇の発表が無事に成功しました。

ついた力

ゆとり力

ドイツ(ヨーロッパ)と日本のライフワークバランスの大きな差にとても驚きました。仕事で忙しそうな人でも、スポーツや趣味など自分の時間を大切にしている印象を受けました。またドイツの学生たちは、学生時代を勉強を優先する時間と捉えているように感じます。時間があれば、バイトを詰めて、貯めたお金で必死に遊んでいた自分の生活を変えていこうと強く思いました。

今後の展望

教員という将来の目標は変わっていませんが、大学院を卒業後、一度海外で働いてみるという選択肢も考えるようになりました。留学前にほとんど確定していた進路を、今改めて考え直しているところです。

留学スケジュール

2017年
10月~
2018年
8月

ドイツ(デュッセルドルフ)

主な留学内容は、①ハインリッヒハイネ大学(デュッセルドルフ大学)での教育実習と②(継承語)日本語教室でのボランティア活動です。①現代日本学専攻の学生向けの日本語授業にてTA(ティーチングアシスタント)として勤務しました。具体的な日々の活動は授業参与や宿題添削などです。また週に1コマは実際に自分1人で授業をさせてもらいました。②ドイツに住む日本にルーツを持つ子どもたちのための教室で、週に1度学生ボランティアとして従事しました。具体的には、プリントや絵本読み、工作、歌の練習、リトミックを通して、子どもたちが日本語日本文化を学ぶお手伝いをしました。そして、学期末の教室学習発表会に向けては、子どもたちの劇の台本を書いたり、練習を指導したりしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

デュッセルドルフのクリスマスマーケット@市庁舎の前
ハインリッヒハイネ大学(通称デュッセルドルフ大学)の図書館
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

留学前、自分は社交的で新しい人と知り合うのが好きなタイプの人間だと思っていました。
しかし実際に留学をしてみて、本当に気の合う友人と出会うことは難しいなぁと感じることが多くなっていました。
留学して2か月後くらいの年末年始は、仲の良い友人ができないということに悩んでしまい、寮の自分の部屋から出るのが億劫になっていました。
そんな時、アメリカに住んでいる高校からの友達が、いつも電話越しに支えてくれました。
高校で渡米した彼女も、私と同じように気の合う友人がなかなかできないという悩みを抱えていた時期があったと、私の話を親身になって聞いてくれました。
自分の性格に問題があるのではないかと、自信を失っていた時だったので、彼女との電話が私を勇気づけてくれたコトです。

ライン川とデュッセルドルフのシンボルのラインタワー

格安航空券にはご注意を

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

ドイツへ渡る際、なるべく渡航費を抑えたいと思い、格安サイトにて航空券を購入しました。
しかし、費用を抑えることを優先した結果、計3回の乗り継ぎや荷物の重量制限などがあり、トビタツ直前に便の再検討を強いられる結果に。。。
購入する時は、とにかく安いものを!と思って買ってしまいましたが、安全性と利便性を考えると初めから格安航空券を買わなければよかったです。
結局、便の変更やキャンセルはできなかったので、そのままの便で行き、無事に着くことができましたが色々な人にも心配をかけてしまったので、反省しました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

私にとって留学は、ある意味、日本での生活から一旦距離を置いて、もう一度見つめ直すことができた貴重な期間だったと思います。そんなことを期待して留学へ行ったわけではなかったのですが、ドイツにいた時に考えた多くのことは、自分のこれからを考える上で大きな指針になっていくと思います。ドイツでの生活を楽しんでください。