留学内容
アーヘン工科大学医学部の研究室に所属し、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という運動神経変性疾患の病理解明を目的とした研究をおこなった。病院内の研究室であるため、マウスや細胞モデルだけではなく、患者の診断用につかった生検材料や検死材料も扱っている。現在の研究室でおこなったことのない実験が多く、新たな技術を習得できた。また、経験のある実験でも少しずつ方法が異なり新鮮だった。
日本で所属する研究室でも神経組織について研究しているが、分野や目的が多少異なるため、論文などをたくさん読み勉強した。実験プロジェクトを与えてもらい、成果は研究室ミーティングでプレゼン発表した。後半は他のプロジェクトも手伝いはじめ、両立が難しかったが、十分な結果は残せたと感じている。