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Asako

出身・在学高校:
山形県立新庄北高等学校
出身・在学校:
山形大学
出身・在学学部学科:
地域教育文化学部
在籍企業・組織:

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最終更新日:2018年10月29日 初回執筆日:2018年10月29日

「自分を好きになれる教育」のヒント探し

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NGO LOOB, Hokassen, De Bieshaar, De Swoaistee
  • フィリピン・オランダ・クロアチア・デンマーク
  • イロイロ・コペンハーゲン・アメルスフォールト・フローニンゲン
留学期間:
11ヵ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,770,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

【「自分を好きになれる教育」のヒント探し】
①フィリピン:NGOでインターンシップ
②デンマーク:保育園インターンシップ・幼稚園~中学校視察
③オランダ:イエナプランスクールでのインターンシップ
自己肯定感に焦点を当てつつ、それぞれの国の教育機関での活動を行いました。自分を知る、他人を知る、そして認め合う、伝え合う。そんな当たり前とも思える関わりの積み重ねが、自己肯定感の鍵を握っているのだということに気づかされました。

留学の動機

私は幼い頃から自分に自信が持てず、「自分のことを好きになりたい」と思っていました。大学3年生になり、このまま大学を卒業していいのか悩んだ時に、海外の教育をこの目で見てみたい、自己肯定感が低いといわれている日本と海外の教育の違いを知りたいと感じ、今回の留学を決意しました。

成果

これが自己肯定感を育むという絶対的なものはありませんが、自分の中でやってみたい、いいかもと思う教育活動やアイディアの引き出しは増えたと感じています。
自分を知る、他人を知る、そして認め合う、伝え合う。そんな当たり前とも思える関わりの積み重ねが、自己肯定感の鍵を握っているのだということに気づかされました。

ついた力

どんなことでも楽しもう力

悩んでも、苦しい思いをしても、ここに来れたからこそ感じられているんだと思うと、全てが特別で大切なことに思えました。「あんなに来たかったここにいられることって、すごい!」と自分を鼓舞し、前向きに転換して挑戦することで、見えてくるものや素敵な出会いがたくさんありました。

今後の展望

「一人一人がかけがえのない存在」というメッセージを忘れず、今回の留学で学んだことを現場で実践していきたいと思います。
また、留学中たくさんの人からもらった愛を、今度は私がたくさんの人に伝えていきたいです。

留学スケジュール

2017年
4月~
2017年
5月

フィリピン(イロイロ)

前半:語学研修&ソーシャルアクション
後半:NGO LOOBでインターンシップ(学童での活動・支援対象の子ども達に向けた週末アクティビティー・フェアトレード製品の販売)
日本とは全く違う、一見過酷な環境でも子ども達は毎日を一生懸命に、そして楽しそうに過ごしていた。日本とフィリピンを比べるのではなく、日本には日本の、そしてフィリピンにはフィリピンのそれぞれの問題があるのだということに気づかされた。これからの未来を担う子ども達を育てていくこと、国の課題をともに考えていくことの重要性を感じた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

大好きな学童の子ども達
ごみ山での少女との出会い
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2017年
7月~
2017年
8月

デンマーク(オーデンセ・コペンハーゲン)

前半:保育園でのインターンシップ
後半:教育機関視察(幼稚園・学童・小学校・中学校・難民支援施設のチャイルドケア等)
デンマークでは、保育所~中学校まで幅広く様々な教育機関をまわり、多くを学んだ。
周りの環境や状況が違えば、それらに合わせ学校に求められるものは変わってくる。それぞれのニーズに合わせた多様な教育の在り方を学んだ。
また、デンマークでは子どもも大人もみんなが平等という考えが根付いており、1人1人が対等に関わる姿がとても印象に残っている。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

iPhoneが盗まれ、残った数少ない写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2017年
9月~
2018年
2月

オランダ(アメルスフォールト・フローニンゲン)

前半:都市部小規模のイエナプランスクールでインターンシップ
後半:北部大規模のイエナプランスクールでのインターンシップ
イエナプランで大切にしていることは、一言でいえば「みんな違ってみんないい」ということ。どんなに小さなことでも一人一人にスポットライトが当たる瞬間があり、自分を知る、相手を知る、という時間がとても大切にされていた。違いがあるからこそ互いに学び合えるということを実感している子ども達は、自分の個性を発揮しながら、とても自然に認め合い、助け合って学校生活を送っていた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

みんなでつくる自分たちのための教室
笑顔いっぱい元気いっぱいの子ども達
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

留学中に手に入れた、今でも大切にしているものは、出会った大好きなみんなからもらった手紙やイラスト、言葉です。
各国の子ども達は英語が母国語ではありませんが、私のためにと家で一生懸命英語を勉強してきてくれた子もいました。嬉しそうにプレゼントしてくれた似顔絵や、机に置いてあった手紙、勇気を振り絞ってかけてくれた一言、ひとつひとつすべてが私の宝物です。
またいつか、成長したみんなに、成長した私で会いに行きたいなと思っています。

大好きだったオランダの運河

つながりをつくる!

  • 留学先探し : インターンシップ

留学中、一番苦労したのがインターンシップ先を探すことでした。
一カ国目のフィリピン滞在中に、次のデンマークのインターンシップ先からキャンセルを受け、飛行機も取り直して一か月間ひたすら受け入れてくれる教育機関を探しました。
インターネットで見つけたところに突然連絡をしても、いい返事が返ってくることは本当に稀で、トビタテの先輩に相談したり、現地の日本人掲示板で協力してくださる方を探したりしました。ひとつつながりができるとそこから広がっていき、つながりの重要性や、強さを感じました。諦めずに、粘り強く、つながりをつくっていくことが大切だと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

留学中は家族について聞かれることが多くありましたが、私は家族の集合写真を持っていなかったため、後から撮って送ってもらいました。留学中の頑張る糧にもなると思うし、話題にもしやすいので、ぜひ家族の集合写真を撮ってから留学に行くことをおすすめします!

留学を勧める・勧めない理由

私にとって留学は憧れできらきらしたものでした。しかし実際は、思い通りにいかなくて悔しい思いをしたり、上手くできない自分に苛立ったり、きらきらしているだけではありませんでした。でも私は、そんなことも含めて「最高の時間だった!」と言いたいです。
一歩踏み出したら、世界は広がっています。

これから留学へ行く人へのメッセージ

不安も期待も、いろんな気持ちがあると思います。でもきっと、たくさんの発見が、素敵な出会いが、数えきれないほどのわくわくが、待っています。
「あなただけの留学」をぜひ、楽しんでください!