留学内容
中赤外分光を用いた非侵襲血糖値センサを日常生活空間に適用させるにあたり、センサが自律して分光データから血糖値を算出する必要がある。それに際し、分光データに含まれる個人差を把握する必要がある。そのため、私は機械学習を用いた個人差特徴量抽出プログラムを提案し、留学先での実習としてプログラムの作成、および、提案手法による分光データの解析を行った。
最終更新日:2019年05月15日 初回執筆日:2019年05月15日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 挨拶など基本的な会話ができるレベル |
中赤外分光を用いた非侵襲血糖値センサを日常生活空間に適用させるにあたり、センサが自律して分光データから血糖値を算出する必要がある。それに際し、分光データに含まれる個人差を把握する必要がある。そのため、私は機械学習を用いた個人差特徴量抽出プログラムを提案し、留学先での実習としてプログラムの作成、および、提案手法による分光データの解析を行った。
研究室の留学経験のある先輩の話を聞き、海外留学に興味を持った。また、国際学会でミュンヘンに行ったとき、現地の雰囲気を肌で感じ、ここで生活しながら研究をしてみたいと思った。また、日本では中赤外分光法を用いた非侵襲血糖値センサのハードウェア方面の研究を行っていたため、現地では将来必要となるソフトウェアの研究を行ってみたいと考え、機械学習の研究を行った。
提案手法の機械学習プログラムを作成し、日本で事前に計測して置いた分光データを解析した。その結果、特徴量の抽出に成功し、血糖値の算出にある程度の定量性を確認した。
観察して推測する力
私は、ほとんど英語を話せず、ドイツ語においては全く分からないまま留学したので、現地の生活で分からないことがあってもとりあえず周りの状況を観察して行動することが多かった。また、研究室においても言語以外の身振りなどの動作を総合して相手の意図を推測してコミュニケーションをとったので観察力と推測力は伸びたと思っている。
作成したプログラムを日本へ持ち帰り、日本の研究室で研究していたハードウェアと組み合わせることで、非侵襲血糖値センサを実現に近づけていきたい。
2018年
10月~
2019年
2月
中赤外分光を用いた非侵襲血糖値センサを日常生活空間に適用させるにあたり、センサが自律して分光データから血糖値を算出する必要がある。それに際し、分光データに含まれる個人差を把握する必要がある。そのため、私は機械学習を用いた個人差特徴量抽出プログラムを提案し、留学先での実習としてプログラムの作成し、日本で事前に計測して置いた分光データを解析した。その結果、特徴量の抽出に成功し、血糖値の算出にある程度の定量性を確認した。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
私は博士研究員2名と同じ居室で研究を行っていたが、実習内容がプログラミングだったこともあり、大抵のわからないことは自分で調べればわかったし、研究員の2人は作業中によくイヤホンをしていたため、あまり話しかけてはいけないと思ってしまい、居室の博士研究員たちとあまりかかわることがないまま留学の大半を過ごしてしまった。しかし、平日に旅行に行くことになり、研究室を休むことを伝えるために話しかけたところ、2人とも気さくに話してくれて、自分が勝手に2人の雰囲気から、壁を作ってしまっていたことに気づいた。もっと初めから積極的に話しかけていくことで、自分の語学の向上にもつながっただろうし、2人とも仲良くなれたと思う。
英語が苦手で、きれいな文で話すことはできなくても、単語レベルでもとりあえず話して、それに加えてジェスチャーや、周りの物を使ったり、紙に書いたりしてとにかく伝えようとすれば、相手も無視することなくこちらの意図を汲み取ろうとしてくれるので、とにかく恥ずかしがらずあの手この手で伝えようとする努力が大切だと思う。
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