留学内容
ブラジル航空技術大学に留学し、無人航空機の飛行制御に関する研究をした。学部時代は競技用の自動車を設計・製作するサークルに所属していたが、将来的に空飛ぶクルマをつくりたいという目標を持ち、航空大学への留学を決意した。
自動車分野への応用を目指し、Quad Tilt Wing型垂直離着陸無人航空機の飛行制御シミュレーションを題材にし、航空分野が先行するモデルベース開発やコンピュータシミュレーションの技術を学んだ。
機械工学科出身で、学部時代は自動車分野に注力していた為、留学当初は研究に必要な知識が足りないと感じていた。その為、留学先で開講される講義の聴講や他学科の教授への質問を通して専門知識を増やしてゆき、最終的には英語で論文を執筆した。