留学内容
環境教育の本質とは何か。開発と環境保護の境界はどこかを考えること、石川県の環境教育をよくするためにどうすべきかを考えることが全体のテーマである。これらを考えるためには、豊かな自然と開発の狭間で揺れる国で、開発による影響や現実、人々の声をこの目、耳で感じる必要があると考えた。さらに、これからの社会を担う若者がどう今の状況をとらえているのかということも知る必要があると考えた。大学での講義で水資源管理や開発に関する知識を身に付け、その後教育機関でアンケート調査を行う。また、JICAエコヘルスという環境教育プロジェクトの見学、日本文化発信プロジェクトとして華道や書道をラオスの大学生に教える、小中学校の見学という計画で実現しようと試みた。実際に行えた活動として、若い世代これからの社会を担う若い世代の環境に対する意識調査の実施、JICAによる環境教育の現状の学習、SDGsに向けたラオスの取り組みの学習、ラオスの大きな天然資源である水資源の開発においての現状課題と実態の学習を行った。日本文化発信プロジェクトでは書道と折り紙を用いて一つの作品を作り上げるものをラオス人の友人向けに行った。