留学内容
ドイツが国を挙げて推進している国家プロジェクトであるIndustry4.0をどのようにして国全体に波及させているかに関して,特に中小企業への導入の観点で学びたいと思い,ドイツでもトップクラスの工科大学があるアーヘンに行った。初めの一か月は現地の中小企業でのインターンシップで,企業文化や企業を取り巻く環境について学び,残りの一年間で授業や論文を読みながら理論を学びつつ,関連機関への訪問やインタビューによって現状を深く知った。いた。
最終更新日:2019年10月09日 初回執筆日:2019年10月09日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC730> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC835> |
ドイツが国を挙げて推進している国家プロジェクトであるIndustry4.0をどのようにして国全体に波及させているかに関して,特に中小企業への導入の観点で学びたいと思い,ドイツでもトップクラスの工科大学があるアーヘンに行った。初めの一か月は現地の中小企業でのインターンシップで,企業文化や企業を取り巻く環境について学び,残りの一年間で授業や論文を読みながら理論を学びつつ,関連機関への訪問やインタビューによって現状を深く知った。いた。
ドイツで今何が起こっているのか,自分の目で確かめたい。そう思って留学を決意した。私は将来的に製造業の生産性を上げる仕事をしたかったので,ドイツの技術マネジメント方法は日本の参考になると考えて飛び立った。
変化が激しい世の中で企業が競争力を保っていくための適応力として,ダイナミックケイパビリティが論じられているが,中小企業はこの能力にリソースを割く余裕はないので,国の機関がこの能力の大部分を補って行って
自分を出す力
訪問先を探しが上手くいっていない期間があった。ただし,現地のドイツ人にビールを飲みながら自分のしたいことを相談していくと,訪問したかった場所で働いている人を紹介して質問させてくれたり,別の機関でも同様のことをしている等,新たな情報を得ることが出来た。文化は違えど,お酒を飲みながら自己開示をすることで,より親密な関係を築け,人は助けてくれると感じた。
勤務先の企業で,中小企業が導入・使用しやすいモノ・サービスを開発し,日本製造業全体のデジタライゼーションに貢献する。
2018年
3月~
2018年
3月
ドイツの中小企業であるGTT Technologiesで一か月弱のインターンシップ。ドイツの中小企業の特徴を学ぶ。ドイツの中小企業は,日本と違い,小さいながらも独自で海外へ販売することを意識している。また,大学との距離が近く,大学の機関にコンサルしてもらったり,共同で開発をしている。最後に,社長と社員の距離が近く,気軽に遊びに行ったり飲みに行ったりすることができ,仕事の話などを気軽な場面で出来る。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
2018年
4月~
2019年
3月
ドイツの工科大学で,技術マネジメント方法を学び,中小企業のIoT活用を支援する機関を訪問や,インタビューによって理解を深める。ドイツでは,国を挙げての中小企業をサポートする機運があった。新しい技術を取り巻く環境で,企業が競争力を保つための能力としてダイナミックケイパビリティが議論されており,中小企業ではこれにリソースを割くことが難しいため,色々なサポートをする機関がある。技術を提供・認知,あるいは技術を発展させるために,国がテストベッドを作り,中小企業でも簡単に使用できるようにしている。さらに,ドイツでは,規格の標準化団体も活発に活動しており,中小企業も参加しているところもある。また,新しいビジネスモデルや,新製品について大学の教授や,機関の研究者がサポートを行ったり,企業の成熟度モデルを作成し,新しい技術を使うために適した組織構造,組織文化や事業の方向性をコンサルティングしている。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
この留学では,ドイツにおいてもコミュニケーションと人脈の重要性を学んだ。ある機関への訪問がしたかったので,現地の方にメールを送ったり,直接お願いしにいったのだが,メールが帰ってこなかったり,研究者や企業関係者以外は入ることが出来ないと言われ,断られてしまった。しかしながら,現地で過ごす日がたつにつれて,多くの人とコミュニケーションをとっていくことに抵抗が少なくなった来たため,多くの人と接する場に積極的に出かけるようになった。その際,現地のドイツ人や,日本人にビールを飲みながら,自分のしたいことを相談していくと,訪問したかった場所で働いている人を紹介して質問させてくれたり,別の機関でも同様のことをしているので学べるといったようなことを教えてくれたりし,より新たな情報を得ることが出来た。お酒を飲みながら自己開示をすることで,より親密な関係を築け,人は助けてくれると感じた。
大学の国際交流課を活用し,日本に居ながら現地の人を紹介してもらうことで,生の声を聞くことができる。
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