留学内容
少子高齢化、人口減少、経済規模縮小は真にネガティブなことだろうか?世界に類を見ないほどの少子高齢化に直面する日本の、あるべき将来像を自分の中に見出したいと考え留学した。ウプサラ大学での座学に加え、実践活動を通してスウェーデンの文化、国民の考え方を直接知ることで、日本の将来へのヒントを得ようと努力した留学だった。「Swedish Politics」の講義を受けている期間に、スウェーデンでは4年に1度の総選挙が行われていた。実際に各政党にインタビューしつつ、選挙結果の予想や結果を授業中にディスカッションできたことが刺激的だった。ストックホルム日本人会が主催する秋祭り、キノコ狩り、新年会、春祭り、運動会などほぼ全ての年中行事にボランティアとして参加し続けた。それらのイベントで活動しつつ、大使館で働く日本人の方やスウェーデンの人々と交流し、生活の実態や国民の考え方を理解することができた。また日本人補習校の講師アシスタントをすることで教育制度の実情、子育て環境などをミクロの視点まで理解したことが有意義だった。