留学内容
イエナプラン教育の小学校でアシスタント活動を中心に活動し、インクルーシブ教育を実現するための、障害のある子への支援を学びました。週ごとに学年を変えて活動し、授業の進め方や学校生活の活動の違いなどを学びました。
最終更新日:2020年06月05日 初回執筆日:2020年06月05日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
イエナプラン教育の小学校でアシスタント活動を中心に活動し、インクルーシブ教育を実現するための、障害のある子への支援を学びました。週ごとに学年を変えて活動し、授業の進め方や学校生活の活動の違いなどを学びました。
日本の学校現場でボランティアをした経験から、インクルーシブ教育に興味を持ち、海外でインクルーシブ教育について学びたいと思うようになりました。オランダのイエナプラン教育という教育がインクルーシブ教育を目指している教育ということを知り、オランダのイエナプラン教育の小学校でのインターンシップを決意しました。
留学では、インクルーシブ教育や共生社会、イエナプラン教育の考え方を多く学べたことが大きな成果だったと思います。「誰でも苦手なことはある」、「誰でも間違いをすることはある」という考え方から、障害がある人は特別ではないという考え方を知り、合理的配慮の前に子ども同士で信頼関係を作るという前提がなければならないということを感じました。
スケジュール力
オランダは世界的にも働き方の先進国と言われており、現地の学校では先生方は平日に1日以上休みを入れることが当たり前で、午後5時以降は学校にはほとんど先生方はいないという状況も多かったため、翌日の活動や来週の活動についての打ち合わせや予定の確認を頻繁にしていました。また、仕事に集中する時間と休憩する時間もしっかり分けられており、休憩を適度にとるという習慣もつけることができました。
将来、小学校教員として働く中で留学で学んだことを実践し、インクルーシブ教育を実現させていきたいです。また、特別支援教育や学級経営についても深く学び、学び残しがないように残りの学生生活を過ごしていきたいです。
2019年
9月~
2019年
10月
主に先生方のアシスタント活動をしながら、インクルーシブ教育について学んだ。1週間ごとに学年を変えながら活動し、子どもたちの成長に応じた学習内容や学校生活を学ぶことができた。また、先生方ともオランダの教育や日本の教育について話すこともあり、日本の教育を客観的に考えることができた。
活動していた小学校ではどのクラスも、クラスの約束事のようなものと全員のサインがあるものが掲示されていた。内容はそれぞれのクラスにより違っていたが、共通してあったのが「誰でも苦手なことはある」、「お互いに親しくしよう」という文だった。オランダで生活していて「障害があることは特別ではない」ということを感じていたが、このような考えは学校生活でも身に付いていくということを学んだ。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
子どもたちと紙飛行機を作って遊ぶという活動をしました。その翌日、折り紙をしたいと来てくれた子どもたちがおり、手助けをしながら折り鶴をみんなで折りました。その時に担任の先生も一緒に作っていた白鳥と私が作った折り鶴を交換しました。折り紙をしたいと子どもたちが来てくれたのも先生も一緒に折り紙を楽しんでくれたことが嬉しかったです。
オランダの公用語はオランダ語ですが、私は先生方とは英語で話し、子どもたちとは少しでも会話できるようにしていきたいと思っていました。しかし活動してみると、なかなか聞き取れなかったり話せなかったりし、苦しい思いをしてしまいました。留学期間は1か月半と短く、言語の力を伸ばすにも十分な時間はなかったため悩みましたが、「自分は教育を学びに来た!」と思い、先生方と教育の話をしたり、子どもたちに人気だったポケモンやワンピースの話をしたりして、語学力を高める目的だけでなく、他の目的も加えながら「とにかく話す」ことを意識しました。また、「今日は〇人とあいさつする」、「今日はあの先生とこの話をする」というように毎日目標を立てて、明日よりももっと話せるようにすることを心掛けました。しかし今でも、もっと語学力があったらこんなことできただろうなと後悔することもたくさんあります。留学前は語学力を上げておけば、それだけ話の内容も活動も変わっていくと思います。留学前の語学の学習はとにかく怠らないことが重要だということを学びました。