留学内容
留学の目的は、日本における多文化共生の環境作りのヒントを現在もなお大きく話題となっているヨーロッパ難民危機2015年のヨーロッパにおける最大の難民受け入れ国であるドイツにおける難民の統合プロセスから学ぶというものである。1年間の難民支援ボランティア活動、ベルリン自由大学での就学を通して、将来、少子高齢化で外国人労働力が不可欠になるであろうと思われる日本がどのように移民や難民を受け入れればいいのかを研究した。難民支援ボランティアについては、実際にドイツが難民問題に対してどのような措置をとっているのか、とくに留学計画時に重要だと考えていた言語的な統合のアプローチみるために、ドイツ語を教える活動を中心に様々な活動に参加した。また大学では、難民、移民についてを政治的や宗教的視点からみるゼミナールを受け、ドイツの視点からのこれらの問題点について考えた。