留学内容
現地の大学で、アルゴリズムによる都市デザイン・シミュレーションについて学び、都市の分野でデザイン×テクノロジーという新しい領域に触れることができ、専門における新たな視座を得ることができた。適切な条件を入力すれば、いろんな都市の形が生成されるようになったが、どれも似たり寄ったりで、多様性の部分では人間の意見がやはり必要だと感じた。これからAIなどのテクノロジーが都市デザインの部分にも浸透してくるが、現段階ではやはり「人間的視点」が必要不可欠だと感じた。
最終更新日:2020年02月10日 初回執筆日:2020年02月10日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
現地の大学で、アルゴリズムによる都市デザイン・シミュレーションについて学び、都市の分野でデザイン×テクノロジーという新しい領域に触れることができ、専門における新たな視座を得ることができた。適切な条件を入力すれば、いろんな都市の形が生成されるようになったが、どれも似たり寄ったりで、多様性の部分では人間の意見がやはり必要だと感じた。これからAIなどのテクノロジーが都市デザインの部分にも浸透してくるが、現段階ではやはり「人間的視点」が必要不可欠だと感じた。
最初は留学に全く興味がなかったが、ヨーロッパ(イタリア、フランス、ドイツなど)からの留学生と触れ合うことで、海外の(特にヨーロッパの)教育、仕事に興味を持ち始めた。また自分の大学のカリキュラムにも疑問を持ち、海外の大学でどのようなことを学べるかを知りたいと思った。
留学先で今まで学んだことのない分野に挑戦しようと思ったものの、基礎知識があまりなく、自分に自信がなく、ついていけるか心配だった。周りとの差があり、うまくプロジェクトに取り組めず、語学にも自信がなかったので、あまり自分から意見を主張できなかった。最初新しいことに触れてできなくても、少しでも勉強できれば、後々糧になり、また自分の得意なスキルと合わせれば、良い成果が出ることを実感し、学んだ。
伝える力
最初ミーティングでなかなか発言権を持てなかったが、その後に入念に準備し、自分のスケッチやグラフィックなどで説得力を増すようにした。自分のアイディアがきちんと伝わったことで「伝える力」が身についた。
私は留学先で自分の留学テーマにとって全く取り組んだことのない分野からのアプローチを行なった。これによって自分の知らない世界を見定めることができ、吸収することができた(研究の幅が広がった。)この経験を今後の研究、仕事にも使っていきたい。
2018年
4月~
2019年
2月
前期:Grasshopper×C#による都市解析
・ドイツの地方都市(ライネフェルデ、バドランゲサルツァ)を分析し、その特性を利用して、エチオピアの都市デザインを行なった。この活動を通し、ドイツの縮小傾向にある中小都市がいかに再生し、アップデートされていたのかがわかった(特にライネフェルデは「ライネフェルデの奇跡」と呼ばれるくらいの先進事例)
中期:ArcGISによる環境分析
・エジプトのヒートアイランドの問題について改善策を考えた。
後期:VRを用いたユーザー中心のデザイン
・ドイツの元国鉄であるドイチェバーンに中小都市の駅の再開発に関するプロポーザルを提案した。(優秀プロジェクトに選ばれ、展示する機会をもらった。)
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
ドイツに滞在中で、一番困ったのが食事のことだった。ソーセージとビールは憧れていたが、流石に毎日はきつい。ワイマールは中小都市なので、日本食のお店も限られていて、日々本当にご飯に悩まされた。仕方なく、日本にいる両親にうどんや赤みそといった名古屋名物を送ってもらって、それでつくった味噌煮込みうどんは涙が出るほど美味しかった。またうどんをきっかけにドイツ人の友達に振舞って、好評を得られた時に、本当によかったと思った。
僕自身は英語を勉強してから留学に望んだが、授業以上に日常会話を聞き取るのに苦労した。独特のネイティブの言い回しやニュアンスの違いなどがあり、なかなか内容が理解できないときも多かった。しかし翻訳機を使って相手の表現を読み取り、それをメモし、自分なりの単語帳を作ることができたが。またその表現をすぐに次の会話に使うことで、定着ができ、自然といろんな言い回しを身に付けることができるようになあった。
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