留学内容
私は「スウェーデンの立場から日本やアジアの政策を分析する」という目的でEU加盟国として積極的な政策を展開しているスウェーデンに留学することを決めました。「アジアや日本にEUや北欧諸国の政策を組み込みたい」との思いを抱き環境先進国と呼ばれるスウェーデンで実際の政策を学びました。
これらの計画を実現するために現地では私の専門分野である国際政治を勉強しながら、それ以外の時間にスウェーデンの環境政策を勉強しました。現地の授業では世界各国からの留学生や院生とともにヨーロッパ政治などについてディスカッションを行いました。日本の高校ではディスカッションを行う機会が多かったのですが、大学に入ってからはあまりそのような機会がなかったのでとても刺激的な日々でした。
私が授業以外での時間には環境政策について勉強することを目標としていました。そこで渡航前から私は現地の国際機関や政府機関、企業などに連絡を何度も行い訪問する機会を模索していました。粘り強く連絡した結果、リンショーピン市の職員の方とお話しさせていただけることになりました。この方は国際関係の担当者だったのですが、私が興味のある環境政策やEU外交の担当の方にも繋いでくださりその後別日にお会いさせていただくことになりました。この経験からスウェーデンの政策と日本の政策の違い、また現地の友達との会話から国民の意識の違いを感じることができました。