留学内容
スウェーデンが、なぜワークライフバランス大国であるのか、日本が真似できることは何なのかを学び、自分がどんな立場から、将来的にこの問題にアプローチしていくのかを見定めることが、この留学の目的でした。
そのために、
①ウプサラ大学で、スウェーデンの歴史や政治を学ぶ
②現地の方(子供を持つ方を中心に)30人以上にインタビュー
③企業訪問、人事の方にお話を聞く
④現地のお家にホームステイ
を通して、座学だけでなく、実際の社会で、スウェーデンの人たちがどのようにしてワークライフバランスを取っているのかを学びました。
結果として、それら学んだ情報を自分で分析し、日本のワークライフバランスをよりよくするためにできる4つのことを見つけました。一つをご紹介します。
☆不便さに寛大になる☆
スウェーデンでは、平日のお昼しか郵便の受け取りができないなど、不便なことがたくさんありました。しかし不便さをみんなが受け入れるからこそ、みんながプライベートの時間を十分に取れるし、ワークライフバランスにもつながる。だから例えば、日本でも、お店が休みのときに不満を言わず、周りで不平を言う人がいたら、「しょうがないよね、ワークライフバランス大事だもん!」と言って、不便さへの寛容さを広めていくことができると思いました。