留学内容
ハンドボールは技術や戦略、全て奥が深い。知りたいことや疑問は絶えず湧き出てくるが、この情報社会でも、マイナースポーツ故に情報は限りなく少ない。私と同じ気持ちでやりたくてもチームがなくやれない人や、そもそも面白さを知る機会がない人は多いと思う。そこで「ハンドボールの盛んな北欧で、その指導法や技術を学び、日本に持ち帰ることで日本のハンドボールを強くしたい」と思うようになった。
私が導入目標として掲げた情報工学技術は以下の通りである。
①指導者がその場にいなくても、人数や時間などから最適な練習法を提案してくれるシステム
②試合中に監督にとって便利な集計ソフト
③会場を盛り上げるような、照明や選手紹介
④競技関係者が繋がることのできるコミュニティサイト
ハンドボールに限らず、いずれは他のマイナースポーツにも情報技術を応用し、マイナースポーツを産業化するビジネスモデルのパイオニアを目指す。
英語で情報を学ぶためにフィリピンへ、ハンドボールをより知るためにデンマークへと向かった。