留学内容
『世界一子どもが幸せな国』オランダに身を置き、仕事と子育てのしやすい社会について熟考するという目標を掲げ、オランダへの長期交換留学を行いました。
最終更新日:2021年01月14日 初回執筆日:2021年01月14日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検1級> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<英検1級> |
『世界一子どもが幸せな国』オランダに身を置き、仕事と子育てのしやすい社会について熟考するという目標を掲げ、オランダへの長期交換留学を行いました。
年の離れた妹の存在やベビーシッターをしていた経験から、子育てと仕事のしやすい社会の在り方を熟考したいと思い、子育て・労働環境が柔軟なオランダへの留学を決意しました。
時間や場所に囚われず働くオランダ人の姿から、自分らしいキャリアを切り拓くことの歓びと周りの環境の重要性を感じました。
思い立ったら行動する力
留学先では自分自身で選択をすることが日本で生活している時以上にあったので、私は”とりあえずやってみる”という気持ちで暮らしていました。大学の勉強以外にも、インターン先探しや日本文化発信プロジェクトの準備等、想像通りにいかず苦戦したことも多くありましたが、好奇心と直感に従ってとりあえず行動してみたことで新たな発見や出会いがありました。
働く女性のみならず、全ての人にとって働きやすい環境づくりの重要性を実感したため、ひとりでも多くの人が自分らしく生きるためのキャリア形成のサポートをしたいです。
2019年
9月~
2020年
3月
エラスムス大学経済学部にて、幸福の経済学や欧州の社会保障制度、及び労働経済学の授業を履修し、経済学の視点から社会保障制度や働き方についての学びを深めました。世界各国から集まる学生と議論を交わす中で、将来のキャリアや日本の社会制度の在り方を経済学の視点から熟考することができました。(2019年9月〜2020年3月)
1月には大学構内の保育施設や現地の保育園を訪問し、保育士の方々にインタビューを行いました。オランダではフルタイムとパートタイムの労働待遇に差があまりなく、パートタイムで活躍するワーキングマザーが多いと以前論文で読んだことがありました。実際にインタビューを行った結果、平均的な保育園の通園日数が週2日から3日であると聞き、オランダの労働環境の柔軟性を実感しました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
日本発信プロジェクトとして、オランダやベルギーに留学中のトビタテ生3人と協力し、年末にロッテルダムでイベントを行いました。イベントではおにぎりや豚汁、日本茶を振る舞いました。さらに、折り紙体験、クイズを用意し、参加者が日本文化に触れながら交流を深める場を提供しました。約30人の参加者を集め、イベントを成功することができました。「楽しかったからまた企画してね」や「味噌汁がこんなに美味しいなんて知らなかった」等の感想を参加者からいただき、非常に嬉しかったです。日本食の知名度の高さに驚くとともに、留学生の中であまり馴染みのなかった豚汁の魅力を伝えることができ、大きな達成感を覚えました。また、トビタテ生と協力し、ゼロからイベントを企画し、形にしていくことに歓びを感じました。
留学中に私が最も苦戦したことは実践活動として計画していたインターン先探しです。私は交換留学先の授業終了後に長期インターンを行う予定でしたが、労働条件や期間の短さからインターン先探しに苦戦しました。諦めずに何社にもメールでレジュメを送信したり、出会う人にインターンのポジションがあるかを聞き回ったことで、結果的に受け入れ先を見つけることができました。残念ながら、コロナウイルスの影響でインターン開始前に帰国することになり、インターンは辞退しました。実際に、インターンをすることはできませんでしたが、インターン先探しの過程で学ぶことが多かったです。諦めずに何社にもメールでレジュメを送信したり、出会う人にインターンのポジションがあるかを聞き回ったことで、結果的に受け入れ先を見つけることができました。この活動を通して、やりたいことの種をまき続け、協力者を募ることの大切さを学びました。