留学内容
私は、「幼児教育」と「女性のキャリア」の両方に大きな影響を及ぼす「保育」をテーマに留学しました。そのために、「世界1子どもが幸せ」かつ「世界1ワークライフバランスが実現されている」という私にぴったりな国、オランダに留学することにしました。特に、現在の保育が抱える問題を解決するために、ビジネスの面から保育を強化するというビジョンがあったので、交換留学先大学の国際経営学部で経営学を学び、また、より良い保育を学ぶために、留学の後半に保育園でインターンシップをするというのが私の留学計画でした。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、7月までの予定だった滞在が3月後半で帰国になったので、留学先大学の授業をオンラインで受けながら、オランダで働く保育士にインタビューをするという活動内容に変更することになりました。そのインタビューでは、日本と比較したオランダにおける保育士の働きやすさだけでなく、子育てや働くことへの考え方の違いを学びました。例えば子育てについての「Let children be who they want to be」という考え方から、日本の子育てでは「こうあるべき」というプレッシャーが強すぎるのではないか、もっと子どもの個性を伸ばすことはできないのかという問題意識を持ちました。