留学大図鑑 留学大図鑑

コレッゴ

出身・在学高校:
筑波大学附属高校
出身・在学校:
千葉大学
出身・在学学部学科:
工学部電気電子工学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年07月09日 初回執筆日:2020年07月09日

ドイツのEVの現状と取り組みを考える

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ドレスデン応用科学大学
  • ドイツ
  • ドレスデン
留学期間:
2週間
総費用:
130,000円 ・ 奨学金あり
  • (独)日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」 80,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC755> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL ITP 527>

留学内容

千葉大学とドレスデン応用化学大学が連携したグローバルスタディプログラム(GSP)で、ドイツの電気自動車(EV)の普及について主に考える内容です。ドイツで、電気自動車の普及がなかなか進まない問題に対して、現地に行き、町の人や、行政、生産者といった様々な立場の方々の話を聞き、現地の学生と協力しながら、問題の本質を見極め、自分たちがなにか提案をするという内容です。実際に現地に行き、工場見学や役所の方の話を聞く機会が豊富にあり、さらには町の人にドイツの学生を交えながら、インタビューを行い、それらの結果を踏まえてEVを普及させるにはどうすればいいのか考え、発表するという内容であります。

留学の動機

私はもともと、電気電子工学科に所属していたので車に対してもある程度、関心はあり、また、エコカーの普及が先進国を中心に世界で呼びかけられるようになった動向からもこのプログラムに対してすごく興味を惹かれたからです。

成果

実際に現地でわかったのはEVがまだ、技術面的にガソリン車に比べ劣る点が多いということでなかなか消費者に受け入れてもらえない部分があるということです。そして、そういった技術面で劣る側面をアイディアや工夫を生かし、さらにはまちづくりから考え直すなど、様々な策を考えることができたのが成果だと思います。

ついた力

行動力、コミュ力、問題解決能力

現地ではとにかくアイディアが出ないことにすごく困りました。そこでアイディアをひねり出すために、多くの情報集めをする行動力は培われたと思います。また、現地の学生と片言の英語を交えて、問題点を共有したりと、やりとりをする能力はだいぶ高められたのではないかと思います。それと同時に協力して問題を解決する能力もついたと思います。

今後の展望

電気自動車を支えるバッテリー分野の研究にすごい興味を持ち、そういった関係の研究に多少なり関われたら、と今は思っています。また、ドイツの最先端の研究設備や工場の生産ラインなどを見学したことによって今後の専門の学習へのモチベーションがすごく高まりました。

留学スケジュール

2016年
9月~
2016年
9月

ドイツ(ドレスデン)

ドレスデン応用化学大学の学生と一緒になってドイツの電気自動車を普及をより普及させるためにはどうすればいいのかということについて考えました。消費者、生産者、役所の人、開発する人など様々な立場の視点から問題を考え、提案策を立ち上げ、最後に発表する内容です。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

自動車の構造について説明を受ける場面
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

僕にとっての留学とは新しいものにである絶好の自分を成長させる機会です。外国に行って本当に新しい風景、匂い、味、そして現地の人たちどの出会い・・・。どれも日本で日常生活を送るなかでは到底得がたいものだったと思います。そして、そういった新しいことだらけの日々で必ず、苦労しますし、今回、僕の参加したプログラムのように難題が出され、それをなんとかしないといけないという場面もぶつかります。今回、僕の参加したプログラムはドイツの電気自動車をどうやったらもっと普及させられるか提案策を練りなさいというものでした。それをドイツの学生たち交えて、グループでひたすら、悩んだのはいい思い出です。けれど、伝わらなかったものが伝わったり、二週間という短い間だったのですが、最後の方には普通に笑いあったりして、本当に自分の中で自信もついたし、経験も積んだと思えるようになりました。新鮮な出会いと自分の成長をすごく感じさせられるものです。

留学先でであった綺麗な景色と美味しいビール

大事なのは英語力じゃなくてコミュ力だったんだ

  • 語学力 : 英語

ドイツに行き、現地の学生と交流し、二週間のプログラムの中で与えられた問題について一緒に取り組まなければならなかったのですが、はじめはとにかく意思疎通が図れず、苦労しました。英語で会話したのですが、こちらの発音も向こうの発音も互いに訛りがあったりだとか、とにかく伝えることや相手の言っていることを受け止めることが難しかったです。はじめ、それは単に英語力の問題だと思っていました。しかし、だんだんやっているとある時、身振りで伝わったり、表情や、スマホを使って片言でも全然伝わることに気付かされました。むしろ、積極的に相手と関わろうとすればするほど伝わるのだとわかってきました。それは、いかに相手に関わろうとするかの姿勢が大事であって、インターネットが普及した今、伝える方法なんていくらでもあると気付かされた瞬間でもありました。つまり、伝えるための英語力なんかより、相手と意思疎通を図ろうとする姿勢、これがあればお互いにやり取りできるんだということに本当に気付かされました。

留学前にやっておけばよかったこと

多少なりと行く国の背景知識は入れといた方が良かったなと思いました。
というのも、街を歩いていてここはなんだろうとか、歴史を語られてもわからないことがたまにあったりして、もっと行く前に相手の国についての背景知識を知っといた方がもっと意思疎通も理解も深まったんじゃないかと思いました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

ぜひ、たくさんの新しい出会い、体験を味わってきてください。いつもと違う景色を見て、そして自分の成長を感じるとともにそれを存分に楽しんでください。常に新しいものを求め、新鮮さを満喫してきてください。