留学内容
ドイツ滞在の1年で大きく2つのことをしました。
① 参加型建築の理論と実践に関する研究
シュトゥットガルト大学の学生寮『バウホイズレ』について住み込みで研究しました。これは1982年に、建築学科の学生と教授陣が参加型で建設した学生寮で、ヨーロッパの参加型建築の代表的事例の1つです。当時の教授の下でインターンシップもしながら、徹底的に調査しました。ちょうど40周年の記念年だったので、イベントの一環として学生達と参加型でパビリオンの施工もしました。これら結果をシュトゥットガルト大学での展示会や修士論文としてまとめました。今は成果を全世界へ発信するべく、出版準備中です....!
② 日本とドイツ(欧州)のオリエンテーリング競技の比較
自分が幼いころから取り組んできたオリエンテーリングというスポーツの国際比較を目的として、週末はヨーロッパ各地の大会や練習会に参加しました。地元のオリエンテーリングクラブに加入し、クラブ員の人と車でドイツ/ヨーロッパ各地の大会・練習会に参加しました。日本代表としてワールドカップ@エストニアに出場することもできました。成果はNoteや、日本のナショナルチーム向けのイベントで発信しています。今は、この活動中に出会ったオリエンテーリングの技術書の翻訳作業を進めています。