留学大図鑑

ひかり

出身・在学高校:
愛知県立岡崎高等学校
出身・在学校:
岐阜大学
出身・在学学部学科:
応用生物科学部生産環境科学課程
在籍企業・組織:

フィンランドやヨーロッパでの留学やボランティア等に関する質問は可能な限りお答えさせていただきます。返信が送れることがありましたら、ご了承ください。


最終更新日:2023年04月11日 初回執筆日:2023年04月11日

森が好き!自然と暮らすとは?

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ヘルシンキ大学森林科学部、ONF、Col·lectiu Eixarcolant
  • イギリス・スペイン・フィンランド・フランス
  • ヘルシンキ・ユバスキュラ・アヌシー・イグアラーダ
留学期間:
24か月(トビタテは12か月)
総費用:
1,250,000円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<IELTS 6.0> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

持続可能な森林管理のあり方について考えるため、大学での活動、インターンシップ、ボランティアを行いました。フィンランドのヘルシンキ大学の森林科学部に訪問学生として1年半留学しました。最初の半年と少しは、コロナの影響でオンライン講義の受講をしていました。フィンランドは、規制も緩かったので、森でのフィールドワークに同行させていただいて、土壌サンプルの回収や毎木調査などにも参加をしました。それらの、データ解析の手伝いもラボで行っていました。大学では、学問的な視点での活動が多かったので、フランスのアルプスでの森林管理の現場でのインターンシップやいろんな農家でのボランティアを通して、社会的な側面の視野も深めました。フランスでのインターンでは、気候変動に対して現場で、どのような対策を考え、施業をしているのか伺うことができました。ボランティアは、イギリスやスペインの農家で行い農作業の手伝いや森の手入れ、料理やDIYなど様々なことを行いました。

留学の動機

世界を見たいと思ったきっかけは、大学1年生の春にインドに行ったことでした。全くことなる文化に触れ、異なる生き方をする人々を生で見て、日本の狭い価値観の中にいることを窮屈に感じました。また、日本には美しい自然や山がたくさんあるにも関わらず、林業には課題が山積している現状から、世界の先進的で持続的に人間と森の在り方を五感を使って学びたいと思いました。

成果

大学では、授業の受講のみならず、フィールドワークに参加できたことや研究補助として働くことができて、自分ならではの経験が積めました。日本語クラスのアシスタントも行い、日本語を勉強するフィンランド人の学生とも知り合うことができました。また、インターンやボランティアでは、ありとあらゆる仕事を行い、たくさんの人に出会えたことが何よりもの成果です。

ついた力

楽しく生きる力

コロナ禍での不自由さ、言語の壁などによる困難に頭を抱えることもありました。しかし、限られた時間しかヨーロッパにいないし、せっかくならば楽しまないともったいない!と思い、何事も学びのチャンスだと捉え、自分にできることを精一杯にやって楽しもうと考え方を変えたら、学びも楽しさも一段と深まりました。世界一幸せな国フィンランドで、小さなことにも幸せを見出すことができるようになりました。

今後の展望

自分のパッションに忠実に生きていきたいです。食や農林業を通じて、多くの人に笑顔を届けられたらと思います。

留学スケジュール

2021年
1月~
2022年
5月

フィンランド(ヘルシンキ)

ヘルシンキ大学の森林科学部に訪問学生(visiting student)として留学をしていました。森林生態学や物質循環、アグロフォレストリー、生態系管理等の授業を受講していました。日本語のクラスのアシスタントも行っていました。それらを通して、現地の学生とのも仲良くなる機会がありました。また、受入先の教授の調査に参加させていただいたり、興味があった授業の先生にメールを送って別の調査にも参加させて頂いたりしました。森林の炭素循環の研究補助として、働かせて頂いたりもしました。
私はホストファミリーのもとに期間中お世話になっていました。とても素敵な人たちで、彼らの友人を紹介してくださったり、スキーやスケートサイクリングなど、週末にはフィンランドの自然の楽しみ方を共有してもらいました。おいしい夜ご飯を一緒に囲む時間が毎日の一番の楽しみでした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:旅行、日常用品、お土産等

100,000 円

フィールドワークで土の中に埋まっていたサンプルの回収
何度も連れてきてもらった友人のサマーコテージの前の湖
秋はひたすらきのこ摘み!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:旅行、日常用品、お土産等

100,000 円

2022年
7月~
2022年
7月

フランス(アヌシー)

フランスの林野庁のもとで森林管理を行うONFの、SavoieとHaute-Savoie地域を管轄する現場でのインターンシップを行いました。一週間という短い期間ではあったものの、マネージャーの家でお世話になりながら、朝からいろんな山の現場に出かけて、たくさんの現場を視察させていただきました。同年齢の老齢木のみが育っている森では、若い木を増やそうとするための森林更新の施業を行った現場を見せていただいたり、気候変動により害虫の被害が増加しているためトラップを設置して、虫の数を確認したり、育苗場に行って植林用の苗の様子を見学させていただきました。また、EUのプロジェクト用の毎木調査に参加し、最終日には疲労困憊でしたが、学びの多いとても充実した時間を過ごすことができました。
また、放棄された森林があるとのことで、他の職員さんと見に行った森では、気候変動による干ばつと虫による被害により、森が枯れていました。とても、衝撃的な光景でありました。マネージャーは、「これからは、このような森が増えていくから対策をしなくてはならない。」と語っていました。気候変動の脅威を身をもって実感し、我々に何ができるのか、改めて考えるきっかけになりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:交通費

30,000 円

たくさんの木の苗が並ぶ育苗場
キクイムシにより枯れゆく森
毎木調査
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:交通費

30,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私の留学があったのは、私のホストファミリーのおかげです。彼らには、縁あって日本を旅行していた際に出会いました。そこで、「ヘルシンキに来たかったら来てもいいよ。」と言われ、コロナがあったものの快く受け入れてくれました。フランス人のホストマザーとホストファザーは、私にとってフィンランドでの両親のようなものです。彼らの考え方や生き方は、とても刺激的で毎日学びでいっぱいでした。どこに行くにも誘ってくれて、彼らの生活を共有していただいたことにはとても感謝でいっぱいです。冬はスキーやスケート、春はサイクリングやハイキング、夏もハイキングやベリー摘み、秋はキノコ摘みや映画鑑賞など四季折々の楽しみ方を体験しました。フランスの実家を訪れた際も、家族の一員の様に扱ってくれました。(ただ、フランス語が理解できないことがとても大変でした。)
誰に対しても、オープンで優しいホストファミリーのような人になれたらと思います。

冬の週末は海の上でスケート!お昼ご飯がおいしい
家で日本食パーティー
ラップランドでみんなで雪に埋もれた

受入先ってどうやって決めればいいの?!

  • 留学先探し : 大学

わたしは、ヘルシンキ大学に留学したいという思いがあったものの、これまで長期で留学したこともないし、協定校でもないしと、ほぼ何も知らない状況で手も足も出ないスタートでした。でも、フィンランドの大学には訪問学生(visiting student)と言って、どの大学の学生も受け入れる制度があったために望みがあったので、まずは受入先の教授を探しから始めました。面白そうな研究をしている教授の論文を読み、受入依頼のメールを何度も出しました。夏休みで返事が遅いことを知らなかったので、手紙もわざわざ送りました。そうしたら、「こっちからはお金は出せないけれど、来たいのならば来てもいいよ」と返事をいただいたので、無事に受入先が決まり、一安心しました。
行きたい先が見つかったら、まずはそこ、その人のリサーチをして、「あなたのもとだから行きたい!」という思いを伝えてみてください。

歯医者に行けない?!

  • 生活 : 病院

私の海外保険は、歯医者の費用は含まれていないことに、渡航をしてから気が付きました。そのため、治療費の高いフィンランドで、歯医者に行きたくないと思い、歯の手入れには細心の注意を払いました。毎日、しっかり歯磨きをして、歯間ブラシもおこなっていたら、無事虫歯になることもなく帰国することができました。ぜひ、留学前には保険内容を確認して、万全の準備をしてから渡航することをおすすめします。

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強は、留学後も行えますが、日々の生活でも英語は必要なので、毎日のストレスを減らすためにも、英語力をもっと高めてから留学ができたらよかったかと思います。

留学を勧める・勧めない理由

目に見える成果の有無ではなく、留学はその後の人生に大きな影響を与えます。自分の人生について、ちゃんと考えるきっかけになると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

私は留学に行って、自分の人生の在り方を考えるきっかけになりました。「本当に自分がやりたいことって、何だろう。本当に自分がありたい生き方って、何だろう。」と感じました。
自分の当たり前が覆され、多様な生き方、文化に触れることができる世界を見る留学をおすすめします!