留学内容
建築実務における設計プロセスの各行程に携わり、建築設計実務のより深い部分の知識・表現方法を身につける。また独自に運河と共にあるアムステルダムの実態を研究対象として調査する。
今回のインターンシップでは、実際のデザインの詳細なプロセス 、 行政とのコミュニケーション方法、リモート(国際)会議やデザインの進め方、プロセスのデザイン 方法、プレゼンテーションの仕方などを8 か月で学んだ。具体的には、3Dモデルで検討を行い、構造や装飾を表現する1/50の詳細モデルを作成し、その写真を撮りレタッチしてプレゼンテーション資料を作成。また新しいアプリケーション(ARCHICADとV-Ray)を使用しパースをレンダリングしたり、私がすでに学んだアプリケーションを用いてその能力の強化に努めた。それらに従事する中で、海外の建築事務所(建築設計)におけるワークフローなどを学んだ。
独自のフィールドワークでは、主にアムステルダムの運河と街、またアートと街や人との繋がりを観察、調査研究した。そこからオランダと日本の相違点による政策の違い、応用の方法などを見出した。同時にオランダの様々な都市を訪れ、その都市ごとの政策や特色、活動などを比較することで都市政策の一部を理解することができた。