留学内容
フィリピンにおける最終処分場の廃棄物の減量と貧困層の生活の質の向上を目的に留学を行いました。フィリピンには最終処分場でゴミを拾って生活する人々がいます。しかし、最終処分場には生ゴミが多いことから臭いや衛生環境の問題があります。このような背景から、目的を達成するために、メタン発酵システムの導入を考えました。メタン発酵とは生ごみ等の廃棄物から電気を生み出す技術です。そのため、メタン発酵システムの導入による最終処分場の生ごみの減少が、ゴミを拾って生活する人々の衛生環境を良くするのではないかと考えました。活動内容として、大学では、実験装置を作製し、バイオガスを回収することができるか試験を行いました。フィールドワークでは、廃棄物・水処理施設に赴き、廃棄物処理の現状把握とメタン発酵システムの導入可能性を探索しました。