フィリピン(フィリピン・セブ島)
国際ボランティア活動と語学学習を同時体験してきました。❶ボランティアでは、高校で学習している看護の力と、14年間のダンス経験と、高2から始めた(中学生を対象とした)ダンスインストラクターの指導を生かして【看護とダンスの融合させたダンスセラピー】をスラム地区に住む特定のストリートチルドレン15名に、3週間毎日ダンスを教え、学校では貧困を理由に馬鹿にされ、いじめの対象とされやすい子供達にダンスの発表会を開催して、地域の方に見てもらい【自尊心を高めてもらう心のケアの取り組み】をしました。
初めの練習では【give me money】お金ちょうだい!と言われショックを受けることもありましたが、留学準備で1番力を入れたオリジナルデザインtシャツは子供達もとても喜んでくれました。そのお陰もあってか、最終的にはダンスに夢中になってくれました。【Are you going to dance today?】今日はダンスする?【Will you be here tomorrow too? Do you want to dance?】明日も来る?ダンスする?と笑顔で言ってくれて心が繋がったようで本当に嬉しかったです。
最終日の発表会、諦めずに、最後までやり遂げた成長した皆の様子は、全員の目が宝石みたいにキラキラ輝いて、笑顔で踊っていました。本当にみんな主役でした。【I'll never forget today's presentation! It was really fun! I will continue to dance this dance from now on!】今日の発表会絶対に忘れない!本当に楽しかった!このダンスを踊り続ける!と、言ってくれました。もう明日からは会えないんだと思うと、涙が溢れてきました。数週間の留学でも、行った意味を爪痕としてしっかりと残せたと思えた瞬間でした。私が帰国した後でもメンバーの絆は残る、覚えたダンスは1人でも踊ることができる。私の活動は、子供たちにとっての瞬間的なものではなく、短い期間であっても、自分の留学活動が現地の子供達にとって、永遠の価値になる様取り組んできた手応えを感じる事ができました。
その他のボランティア活動では、スラム地域で30人の子供たちに、公衆衛生の歯磨き講義、高齢者施設では、バイタルサイン測定、日本伝統工芸の千羽鶴をプレゼントして意味を伝えてきました。事前学習で、高齢者は英語がわからない方も多いとの事だったので、現地のカタログ語の記載の説明パンフレットを作り持っていきました。これは大正解でした。高齢者は6人中2人しか英語を流暢に話すことができなかったので、説明を理解してもらう為に、現地の言葉の記載したパンフレットは大好評でした。
子供たちは学校に通っている子供がほとんどで英語の授業があるため、比較的みんな英語を流暢に話していました。
❷語学の方では、午前中に語学学校に通い、普段勉強する事が出来ない、医療英語にもチャレンジしてきました。英語でしかコミュニケーションが取れない環境の中で、現地のダンススタジオにも、自分で予約を入れレッスンを受講し、英語でのダンスの教え方についても学んできました。
その他、おもしろエピソードはInstagramで投稿中!!