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Rizu

出身・在学高校:
看護系高校
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最終更新日:2023年10月31日 初回執筆日:2023年10月31日

看護とダンスを融合させたダンスセラピー

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CEC Japan Netwark、語学学校CET
  • フィリピン
  • フィリピン・セブ島
留学期間:
20泊21日
総費用:
390,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 270,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 挨拶など基本的な会話ができるレベル

留学内容

❶メインの探求活動はフィリピン・セブ島のストリートチルドレンを対象に【看護とダンスを融合させたダンスセラピー】を取り入れ、喜びと自尊心を与える事を一番のミッションとし、子供達のコミュニケーション能力向上を期待し、3週間毎日子供達とダンスに取り組み、地域の方の前で発表会を開催しました。そして精神面で子供達の成長に繋げるお手伝いをしてきました。
❷スラム地区で子供たち30人に対して歯磨き講習会を開催。
❸高齢者施設で、血圧測定と高血圧の場合の対処法の説明会を開催。又、日本の伝統文化の千羽鶴をプレゼントし、アンバサダー活動を行ってきました。
❹語学学校では、普段触れ合うことがあまりない医療英語を学んできました。
❺休日にはオスロブの海で野生のジンベイザメと一緒に泳いできました。またセブ島の現地のダンススクールにも通い英語でのレッスンを受講してきました。

留学の動機

このセブ島の国際ボランティアの経験を生かして、将来は児童思春期精神看護師の夢を掴みたいと思っています。フィリピン・セブ島の特定の地域の貧困層のストリートチルドレンは、学校で貧困により見下され、いじめられている傾向がある為、ダンスを教え、飾り付けした華やかなステージを作り、地域の方に見て貰う事により子供達の自尊心が芽生え、喜びや自己肯定感が生まれるお手伝いをしたいと思い応募を決意しました。

成果

現地の色々な方と接しながら生活する中で特に貧困問題に対する視野が大きく広がりました。子供達と協力してダンスを作り上げるという向き合い方を経験する事で、子供達にも自己肯定感や自尊心が芽生え、発表会当日は70人以上の観客、又想像以上の歓声の中で発表会は大成功しました。この経験は子供達の精神面でも、大切な学びになり、これを通して、現地の子供達とのSNSでのネットワークも構築できました。

ついた力

臨機応変力

ダンスの練習中に子供達の体力、集中力に限界が来て、座り込んだり、帰ってしまったりする中【楽しく踊って貰う】を一番に考え◉言葉の壁→笑顔でのジェスチャーを取り入れ◉気温30度越えの環境面→時間帯や場所を変えたり◉ダンスの難易度→即興で振付を作り直したり◉集中力が足りなくなったら→お菓子を食べ気分を変えたり、その場の状況をどの様に行動すれば良いか、根本の原因を突き止め改善策を考える大切さを学びました。

今後の展望

フィリピンの生活では、街の至る所でノリノリの音楽が流れており(タクシーの中、大学の休み時間等)ダンスが好きな人が多いと感じる中、特定の貧困の子供達は、帰宅しても自宅には小さな手鏡しか無く、自分の踊っている姿を見る事が出来ない為【自信を持って楽しく笑顔で踊って欲しい】という願いから、今回関わった子供達にクラウドファウンディングで集めたお金で、【割れない全身鏡】をプレゼントをする企画を考えています。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

フィリピン(フィリピン・セブ島)

国際ボランティア活動と語学学習を同時体験してきました。❶ボランティアでは、高校で学習している看護の力と、14年間のダンス経験と、高2から始めた(中学生を対象とした)ダンスインストラクターの指導を生かして【看護とダンスの融合させたダンスセラピー】をスラム地区に住む特定のストリートチルドレン15名に、3週間毎日ダンスを教え、学校では貧困を理由に馬鹿にされ、いじめの対象とされやすい子供達にダンスの発表会を開催して、地域の方に見てもらい【自尊心を高めてもらう心のケアの取り組み】をしました。
初めの練習では【give me money】お金ちょうだい!と言われショックを受けることもありましたが、留学準備で1番力を入れたオリジナルデザインtシャツは子供達もとても喜んでくれました。そのお陰もあってか、最終的にはダンスに夢中になってくれました。【Are you going to dance today?】今日はダンスする?【Will you be here tomorrow too? Do you want to dance?】明日も来る?ダンスする?と笑顔で言ってくれて心が繋がったようで本当に嬉しかったです。
最終日の発表会、諦めずに、最後までやり遂げた成長した皆の様子は、全員の目が宝石みたいにキラキラ輝いて、笑顔で踊っていました。本当にみんな主役でした。【I'll never forget today's presentation! It was really fun! I will continue to dance this dance from now on!】今日の発表会絶対に忘れない!本当に楽しかった!このダンスを踊り続ける!と、言ってくれました。もう明日からは会えないんだと思うと、涙が溢れてきました。数週間の留学でも、行った意味を爪痕としてしっかりと残せたと思えた瞬間でした。私が帰国した後でもメンバーの絆は残る、覚えたダンスは1人でも踊ることができる。私の活動は、子供たちにとっての瞬間的なものではなく、短い期間であっても、自分の留学活動が現地の子供達にとって、永遠の価値になる様取り組んできた手応えを感じる事ができました。


その他のボランティア活動では、スラム地域で30人の子供たちに、公衆衛生の歯磨き講義、高齢者施設では、バイタルサイン測定、日本伝統工芸の千羽鶴をプレゼントして意味を伝えてきました。事前学習で、高齢者は英語がわからない方も多いとの事だったので、現地のカタログ語の記載の説明パンフレットを作り持っていきました。これは大正解でした。高齢者は6人中2人しか英語を流暢に話すことができなかったので、説明を理解してもらう為に、現地の言葉の記載したパンフレットは大好評でした。
子供たちは学校に通っている子供がほとんどで英語の授業があるため、比較的みんな英語を流暢に話していました。

❷語学の方では、午前中に語学学校に通い、普段勉強する事が出来ない、医療英語にもチャレンジしてきました。英語でしかコミュニケーションが取れない環境の中で、現地のダンススタジオにも、自分で予約を入れレッスンを受講し、英語でのダンスの教え方についても学んできました。

その他、おもしろエピソードはInstagramで投稿中!!

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

観客70人以上の中、飾り付けしたステージでダンスの発表会
スラムで歯磨き講義と血圧測定を子供達30人集めて開催
現地のダンススタジオで英語でのダンスレッスン‼︎
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

留学は、楽しいだけの思い出ではありませんでした。例えば念願のジンベイザメと泳いで幸せいっぱいの中、ウニを誤って踏んで足の裏に13ヶ所トゲが刺さり病院送りになりました。酢でトゲが溶けるとお医者さんが言っていたので、スーパーで買って毎日足を酢に付けていたので、1週間ほど部屋が酢の酸っぱい匂いで充満していました。そして、激痛でダンスを踊る事が出来ない為、ジンベイザメに行った事を後悔しそうになった時も少しありました。レッスンが出来ない事に凄く悔しい思いもしました。しかし困っていた中、新しいアイディアが思いつきました。それは衣装のtシャツのアレンジ!元々は今後も普段着として使って欲しいという願いから、tシャツをそのままプレゼントする予定でしたが、レッスンが出来ない為、その日はtシャツ作成日に切り替え、ハサミで生地を切り、編み込んでDIYをして、世界で一つだけのオリジナルtシャツを作ってみようという思いに切り替わり、皆で協力してtシャツのデザインを変更しました。その結果tシャツアレンジが思っていた以上に大好評で、翌日自分の普段着を同じようにハサミを入れて、アレンジしてくる子がいたので、大爆笑しましたが、親に、叱られなかったか、少し心配にもなりました。

オスロブの青い海‼︎
みんなお揃いの私がデザインしたオリジナルtシャツ‼︎
ハサミでtシャツカットカット‼︎DIY!

タクシーはgrab‼︎絶対日本で登録‼︎

  • 生活 : 車

現地のタクシーはわざと遠回りをしてメーターの料金を上げようとするタクシーや、目的地とは違う方向に走るタクシー等あると聞いていたので、東南アジアで配車サービス(ライドシェアリング)を展開し、フィリピンでも利用できる【grabタクシー】という便利なアプリを使っていました。
誰でもスマートフォンアプリから手軽に、Grab(グラブ)ドライバーを呼ぶことができ、目的地まで移動できます。日本で言えば【GOタクシー】みたいなアプリです。
比較的安い値段で、言葉の壁を感じずに利用でき、ドライバーへの支払いは現金またはクレジットカードで簡単! 東南アジアを旅行するなら欠かせないアプリです。
しかし現地では、インストール自体は出来ますが、現地の電話番号がない為利用する事が出来ません。その為、必ず日本でインストールして、クレジットの登録までしておく必要があります。

日本ではあまり触れ合う事が少ない医療英語!

  • 留学先探し : 語学学校

私は医療分野での留学でもあった為、【医療英語】を条件に探しました。しかし子供達にダンスを教える時間もバラバラだったので、英語レッスンに毎日行く事が出来ず【単発】のレッスンで探しました。セブ島の語学学校は全日寮がほとんどだったので、単発の語学学校は少なかったです。
現地で通った語学学校では医療英語の他、日常会話英語のレッスンもありました。現地の海水浴でウニのトゲが足裏に刺さり、病院に行き、症状を伝える際に役立ちました。
医療英語は日本であまり関わる事が少ない為、留学の機会にチャレンジしてとても貴重な時間でした。

マンツーマンの授業‼︎
CETの先生方と日本人の子供達と記念写真‼︎

留学前にやっておけばよかったこと

自分自身の深掘りした詳しい自己紹介を現地の言語でも、話せるようにしておけばよかったこと。現地のマナー。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学を勧めたいです!留学に行ったからこそ手に入れることが出来た、素晴らしい出会いや思い出、日本では出来ない経験が自分の人生を充実したものにしてくれると思います!そして海外に行くことで今までは当たり前で気づかなかった、日本の良さを客観的に見ることが出来、色々な考え方や価値観を味わえる絶好の機会だと思います!

これから留学へ行く人へのメッセージ

是非、留学先では、目的意識を持って色んな事にチャレンジしてみて下さい!必ず自信となって、自分へ返ってくる事間違い無しです!突然のハプニングに見舞われたり、失敗や苦労、辛いことも沢山あると思います!それでも下を向くのではなく、いつでも上を向いて積極的に行動することを心掛けて人生を充実したものに出来るように留学を全力で楽しんでください!