留学内容
私はタンザニアの医療ボランティアに参加しました。留学テーマは主に2つあります。「タンザニアと日本の医療の違いを見つけ、私たちにできる支援を探すこと」と「異なる文化や価値観に触れ、その多様性や共通性を探求すること」です。
ボランティア活動では主に2つのことを行いました。現地の病院でのボランティアとアウトリーチです。
私はタンザニアの国立病院二箇所でボランティアをしました。ボランティアといっても私たち高校生が手伝えることはあまりないので、医師の見学といった方が適切かもしれません。ここでは手術を見学したり、診察を手伝ったりしました。簡単な手術では医師に必要な道具を渡したり、パソコンに患者の症状や必要な検査を打ち込んだりといった作業を行いました。
医療器具や衛生環境など日本とタンザニアの違いを多く知ることが出来ました。タンザニアで何が問題なのか、知ることも出来ました。
アウトリーチとは医療の支援が必要であるにも関わらず支援が行き届いていない場所に医療支援を届けることです。私はマサイ族という民族の集落に行きました。ここでは主に、体温や血圧、体重などの測定、医師の診察の見学、薬の準備を行いました。
また、タンザニア滞在中、私はタンザニア人ホストファミリーの家に滞在しました。そこではヨーロッパやアメリカといった様々な地域から来たボランティアと生活しました。生活しているうちに様々な文化の違いにもお互い気づきました。