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Yuna

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最終更新日:2024年03月08日 初回執筆日:2024年03月08日

Well-Beingと地域性

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CEC Japan Network
  • フィリピン
  • セブ島
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 270,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準二級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検二級>

留学内容

私は【Well-beingと地域性】というテーマのもと、フィリピン・セブ島で幸せについての探究活動を行ってきました。日本とフィリピンでインタビューを行い、比較によって幸せに関係するものを見つけ出すという内容です。具体的なインタビュー内容はどんな時が幸せ&不幸なのか?今の生活に満足しているか?などです。スラム地区の子供・大人、障害者施設の役員の方、ホテルスタッフ、通りすがりの方など対象は幅広くしました。結果を簡潔に表せば、貧困は不幸でありませんでした。人との関わりが日本と比べて親密で、笑顔で暮らしている印象が強かったです。やはり現地に行って自分の目で確かめることが大切で、表面的な判断による偏見をなくす必要性を感じました。

留学の動機

私は小学校低学年の頃からテレビやYouTubeを通して見る貧困の現状に対し興味がありました。自分とは全く違う生活をしている貧困の子供に対し何かしてあげたいという思いから、日本からの募金だけでなく現地に行って活動をしたいと思ったことがきっかけです。また、私の将来の夢である「貧困地区で教育に関わる仕事をしたい」という思いを活かすために留学を決意しました。

成果

①スラム地区
寄付・食事提供・インタビュー・ゴミ箱作り
▶ボランティア活動のほかに、現地で見つけた課題である「ゴミのポイ捨て」について活動しました。子供達と一緒に簡易ゴミ箱を作り、ポイ捨てへの認識を変化させられるよう頑張りました。
②街頭インタビュー
▶様々な立場の方の幸せの基準を知ることができました。想像もできない生活をしている方のお話から、貧困の現状にひどく驚きました。

ついた力

多様性に柔軟になる力

留学中の探究はインタビューを中心に行なったうえ、エージェントを通しての留学であったため他のトビタテ生との関わりも多く、人それぞれの価値観に触れる機会がたくさんありました。それらの経験から、自分軸をしっかりと持ち、他人の個性をよく知り尊重することの大切さを実感しました。自分のことも他人のことももっと知っていきたいと思えるようになり、日常生活もより楽しくなりました。

今後の展望

今後は、貧困層の方がより快適な衣食住の生活を送れるようビジネスプランを考えていきます。今は壁が少なく災害の影響を受けやすいスラム地区の家の状態を改善しようと、アイデア出しをしている最中です。どんな形であれ、明るく思いやりのあるフィリピンのみんなに貢献していける活動をしたいです!

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

フィリピン(セブ島)

私は、フィリピン・セブ島にてボランティア活動をしてきました。この留学の感想を一言で表すと「多様性面白い!!」でした。私がそのように感じた具体的な留学内容は、他の文でも書いたようにインタビューや寄付、食事提供、アンバサダー活動がメインでした。しかしメインの活動以外でも、学びはあちこちにありました。具体的にはバディ達と教会に行ったり、美術館に行ったりなどでフィリピンの歴史的背景に触れ、世界への興味が一段と増しました。また、バディ達も元貧困層とのことで幼少期の苦労についてもたくさん話を聞き、フィリピンの方の常識に驚かされることも多々ありました。私はタクシーに乗った際よく運転手の方に話しかけていたのですが、皆フレンドリーでたくさんのお話を聞くことができ、一種のアトラクションを体験しているようで本当に楽しかったです。ただタクシー運転手の方はちゃんとした教育を受けられていない人も多く、英語に苦戦している人もいました。このように、留学期間中はとにかくたくさんの人とコミュニケーションを取るように努めました。すると、おかげでたくさんの個性に出会うことができ、「自分って何が好きなんだろう?こういう状況の時私はどう思うんだろう?」などと自分らしさを深く考えるようになりました。また、フィリピンの方とお話ししている時、表情や言葉選びからも貧困のこの現状に不満を持ち不貞腐れているわけではないことが明確に伝わりました。だからこそ、明るく心優しい彼らの将来の可能性を狭めないためにも、自分にしか出来ないことは何か見つめ直していきたいと強く思えました。フィリピンの方のおかげで学んだことをしっかりと還元していきたいです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

マゼランクロス!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

セブ市内で街頭インタビューを行っていた際、道端にボロボロのお洋服を着て座り込んでいるおじいさんを見つけました。その方にお話を聞いたところ、家族も家も仕事もなくし、通りすがりの方がくれるお金だけで生活しているとお話ししてくれました。また、インタビューの途中にスコールが降ったのですが、その際にも薄いカッパ一枚で俯いて凌いでいるようでした。大丈夫かと尋ねたところ、ただ悲しそうな顔をするだけでとても胸が痛くなりました。貧困の現状を目の当たりにし、自分にできることがないかと改めて考えさせられるきっかけとなりました。

カメラが趣味のホームレスのおじいさん

お金は分散&多めに!

  • 生活 : お金

現地で唐突に思いついた活動をする際や、盗まれてしまった時用にお金は分散させて多めに持って行ったほうがいいです!私は現地でどちらの状況も体験したのですが、多めに持って行ったおかげでお金関係での後悔はなかったです。この留学はとても貴重な経験なので、様々な環境を臨機応変に用意できそうな分のお金を持っていくことをお勧めします!

ポイ捨ての現状を実感!急遽ゴミ箱作りで意識改革へ
日本のスープを振る舞う!必要な用具を現地調達

留学前にやっておけばよかったこと

①英語の勉強
インタビューの幅が広がったり、より現地の人との仲を深められるようになるからです。
②探究内容を出来るだけ詰めていくこと!
留学前に今後のビジョンを何パターンか用意していれば、探究結果に関わらず留学後の日本での活動の目星がつけやすくなり、留学しっぱなしにならないからです!

留学を勧める・勧めない理由

勧める!
理由:自分の知らない世界に飛び込むということは、それだけで自分自身を成長させることになるからです!自分を見つめ直せるようになると同時に、外の世界への興味が増えることも魅力の一つだと感じています。

これから留学へ行く人へのメッセージ

まず1番に言いたいことは、現地の雰囲気を五感で思いっきり吸収してきて欲しいということです!!たくさんコミュニケーションをとったり、街の音に着目したり、文化的な食事や衣服、建造物、イベントにふれたりなどです。そして、その時感じた思いを日記として残しておくことで、日本に帰ってからもそれを貴重な学びとして色褪せないようにできます。これは今後の日本での活動に活かせるものが多いため、是非お勧めしたいです!