フィリピン(セブ島)
私は、フィリピン・セブ島にてボランティア活動をしてきました。この留学の感想を一言で表すと「多様性面白い!!」でした。私がそのように感じた具体的な留学内容は、他の文でも書いたようにインタビューや寄付、食事提供、アンバサダー活動がメインでした。しかしメインの活動以外でも、学びはあちこちにありました。具体的にはバディ達と教会に行ったり、美術館に行ったりなどでフィリピンの歴史的背景に触れ、世界への興味が一段と増しました。また、バディ達も元貧困層とのことで幼少期の苦労についてもたくさん話を聞き、フィリピンの方の常識に驚かされることも多々ありました。私はタクシーに乗った際よく運転手の方に話しかけていたのですが、皆フレンドリーでたくさんのお話を聞くことができ、一種のアトラクションを体験しているようで本当に楽しかったです。ただタクシー運転手の方はちゃんとした教育を受けられていない人も多く、英語に苦戦している人もいました。このように、留学期間中はとにかくたくさんの人とコミュニケーションを取るように努めました。すると、おかげでたくさんの個性に出会うことができ、「自分って何が好きなんだろう?こういう状況の時私はどう思うんだろう?」などと自分らしさを深く考えるようになりました。また、フィリピンの方とお話ししている時、表情や言葉選びからも貧困のこの現状に不満を持ち不貞腐れているわけではないことが明確に伝わりました。だからこそ、明るく心優しい彼らの将来の可能性を狭めないためにも、自分にしか出来ないことは何か見つめ直していきたいと強く思えました。フィリピンの方のおかげで学んだことをしっかりと還元していきたいです。