留学内容
ヨハネス・グーテンベルク大学マインツのKOMET336という研究室に所属し、コロイド粒子の電気泳動に関する実験の技術アシスタントスタッフとして働きました。実験で用いる器具が汎用品ではなかったため、その装置を固定するための治具を新たに設計しました。設計の経験は一切なかったため、独学で勉強しながらCADソフトで図面を引きました。最終的に出来上がった図面を基に治具を製作しました。
最終更新日:2017年02月01日 初回執筆日:2017年02月01日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 770点> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 880点> |
ヨハネス・グーテンベルク大学マインツのKOMET336という研究室に所属し、コロイド粒子の電気泳動に関する実験の技術アシスタントスタッフとして働きました。実験で用いる器具が汎用品ではなかったため、その装置を固定するための治具を新たに設計しました。設計の経験は一切なかったため、独学で勉強しながらCADソフトで図面を引きました。最終的に出来上がった図面を基に治具を製作しました。
語学留学だけでは物足りないと感じていたので、海外で実際に働いてお金をもらうことの出来るプログラムに参加したいと感じていました。そこでIAESTEインターンシップに応募し、ドイツに派遣される事が決定しました。
日常会話ではなく専門的な会話を英語で行えるようになりました。ただ全てを聞き取れて話す事が出来るようになったという訳ではなく、分からないことも遠慮せずに聞いて理解を深めるという姿勢が身につきました。また全く知識のない研究分野についての知見と設計という実践的な経験を得ることができました。
何でも聞く力、話す力、論理的に話す力
日本にいた時は分からない事を尋ねる事が恥ずかしいというような感覚を持っていましたが、インターン後は分からないこ事をそのままにしておく方が恥ずかしい、どんな事でもどんどん聞いて話して理解を深めるという考えに変わりました。またドイツの人たちは論理的な会話を好むため、何をどう話せば分かりやすく伝える事ができるのか,,,と考える意識が少し身についたと感じています。
インターンシップの内容自体を活用するというより、むしろ日常生活での友人とのディスカッションや研究室での議論で得た積極的にコミュニケーションを取るという姿勢、能力を会社で活かしていきたいと思います。
2015年
9月~
2015年
12月
IAESTEインターンシップ・プログラムに参加してヨハネス・グーテンベルグ大学マインツの研究室でインターン活動を行った。この研究室ではコロイド粒子の挙動に関する実験やシミュレーションを行っており、今回は実験装置用の治具の設計を行った。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
ロシア人の友人とドイツ人の大家さんと戦争の話になり、原爆の事についてどう思っているのかと尋ねられました。その質問にうまく答えることができず、「なぜ何も知らないんだ!」と強い口調で言われた事は今でも忘れられません。ヨーロッパの人は戦争に関して強い当事者意識を持っているという事を痛感し、いかに自分が無関心であるかとう事を思い知らされました。
海外では日本のような清潔で設備が整った下宿ばかりとは限りません。私はある方の家の2階の1室を借りましたが、時々水回りや暖房などでトラブルがありました。その頻度が日本の比でないため初めはなかなか落ち着けませんでしたが、途中から「こういうものだから仕方がない」と寛大な気持ちを持つようになりました。日本にいるときのような利便性ばかりを求めずに、のんびりと過ごす姿勢を持つことが大事だと感じました。
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