留学内容
テーマは「セクシャルウェルネスの実現を日本にも!」です。
留学の内容としては、主に以下の2つです。
①交換留学先のアムステルダム応用科学大学のコミュニケーション・クリエイティブビジネス学部において、ジャーナリズムに関連するコースを履修し、単位を習得する。
②実践的な情報発信のスキルを実践的に身につけるため、オランダ現地企業でフィールドワークやインタビュー、取材内容を執筆業務を経験する。
結果、交換留学先とインターン全体を通して、在籍する学部では本格的に学ぶことができないジャーナリズムの学問的枠組みと情報発信の基礎と実践を学ぶことができましたし、なによりもオランダの包括的性教育に関わる主な組織(教育プログラムの開発をする組織、アムステルダムの保健局、エイズなどの性感染症研究所など)にインタビューができたことで、オランダのように包括的性教育が制度的・体制的に整っている環境下でも、日本でも性教育に対する不安として「性教育は性行動を促進する」という声があるように、オランダでもそのような保護者や地域住民とのコミュニケーション、多様な文化的背景をもつ人々が共生する中での価値観のすり合わせの難しさがあることがわかったことは、今後日本の性教育を考える上で非常に大きな学びでした。