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田辺誠

出身・在学高校:
市川高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
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最終更新日:2025年03月11日 初回執筆日:2025年03月11日

倒壊した教室に、未来を立て直す。

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ProjectsAbroadNepal
  • ネパール
  • カトマンズ・ポカラ・チトワン
留学期間:
24日間
総費用:
656,510円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<準2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<準2級>

留学内容

私はネパールで建築ボランティアを行なった。
具体的には大地震によって被災した学校のの再建を建築を通して支援するもので、
ネパールは2015年に大地震が発生し、建物の全壊が約60万戸と、大きな被害が出た。そこで、被災した学校で新たな教室とトイレを制作した。
これはゼロからのスタートで、
まず初めに地面に落ちたレンガの破片やゴミを拾う土地の整備
次に、セメントと砂や水を混ぜてセメントを練った。
そしてレンガを積み上げ、教室やトイレの壁を制作し、全て手作業で行なった。

留学の動機

未知の場所で、自分を試してみたかった。
私の「発展途上国に行ってみたい」という気持ちが始まりだった。
先進国には何度か行ったことがあったが、だからこそ自分が知らない発展途上という世界に身をおいてみたかった。だからこそ、よりネパールを感じられるホームステイを選んだ。

成果

私が参加した3週間の中で、学校に新たなトイレを建設することができた。
日本では当たり前の設備でも、アジア最貧国のネパールでは当たり前ではないのが現状である。
現地の学校にあったトイレは男女共用の3台だけで、決して十分とはいえない。
そこで新たに和式を3台と男子トイレを作った。
さらに地震によって教室が倒壊したため、新たに教室を作った。

ついた力

恐れずに挑戦する力

ネパールはプレートの境界に位置し、地震が多い地域にも関わらず、地震に配慮しないレンガ造の建物が普及している。
地震に強くするには鉄筋コンクリートで建物を使う必要があるが、コストを理由に普及していない。調べているうちに、レンガ製の建物でも、震度7に耐えられるようになる魔法の塗料を見つけた。
そこで、その塗料を共同開発した東大の生産科学研究所にアポをとり、取材に行くことができた。

今後の展望

日本にはみられないレンガ造ならではの魅力を現地で培った経験を活かして、発信していきたい

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

ネパール(カトマンズ)

世界中のボランティアーと一緒に、小学校で教室とトイレを建築した。
地面のゴミ拾いをして、セメントを練って、レンガを運んで、積み上げる。日本ではぜっっったいに経験できないことができた。
アンバサダー活動では駅伝大会、かるた大会、折り紙コンテストを実施した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

建築中の様子
建設中の教室
駅伝大会
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

留学でできた仲間は何よりもの財産だ。
ネパールで知り合った仲間では今でも会う。
日本人はもちろん、北海道から福岡までみんなで集まってご飯を食べたりする。
現地で友達になったフランス人とも、フランスで再開を果たした。

半年ぶりの再開

この国のことが、とても好きになった瞬間

ネパールへのイメージが完全に変わった。ネパールはアジア最貧国の1つに数えられている。でもいつも笑顔で幸せそうな顔をしている。ネパール人は人情がとても温かく、初対面でも気軽に接してくれる。また、少し話しただけでも友達だと紹介してくれたり、何か困ったことがあったら親身になって助けてくれたりした。豊かさではない、本当の幸せとは何かを考えさせてくれた。
そして人間と共生する豊かな自然は心を癒してくれた。

ボランティア先の学校での集合写真
サルとの3ショット

海外保険は必需品!!

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

ある日のこと。35人中15人が体調を崩した。そう、食中毒だ。ネパールの食事は外国人にはあまり合わないらしく、下痢や嘔吐をする人が出てきた。
常備薬で治った人、スポーツドリンクで治った人、中には入院した人もいた。私がいた期間には4人が病院に行った。
私は、留学前、「保険なんてどうせ使わないから、一番安いのでいい」と親に言ってました。でも、実際は違った。発展途上国に行くなら、保険と常備薬はしっかり準備しておこう。

留学前にやっておけばよかったこと

留学先の国の文化を知る、そして現地語が英語でないなら、自己紹介くらいはその国の言葉でできるようにしておこう。それだけで印象がだいぶ良くなる。

留学を勧める・勧めない理由

留学に行こう!!自分の殻を破るチャンスだから!新たな自分に出会え、世界中に友達が出来て、広い視野を身に付けることができる。
今ある「当たり前」は「当たり前」ではないことに気づき、今の「当たり前」に感謝できるようになる!

これから留学へ行く人へのメッセージ

現地の食文化は調べておいてください。ネパールにはベジタリアンの方がいて、お肉は日本に比べ食べられいない。周りの日本人はカップラーメンを食べていたけど、俺はタンパク質を欲してた。プロテインバーとかあったらいいと思う!スポーツドリンクの粉も忘れずにね!