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最終更新日:2025年04月02日 初回執筆日:2025年04月02日

スラムの子供達に日本の教育(療育)を!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NPO法人SLPC
  • フィリピン
  • セブ
留学期間:
二十日間
総費用:
300,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

【留学テーマ】セブのゴミ山地域に教育を!NO MORE労働搾取

【テーマを実現させるための計画】スラム地区に暮らす子供が教育を受けるか否かは親の意識に左右されます。そのような理由から、親の視点から教育についてアプローチするため親にもアンケートを実施しようと考えた。

【結果】同じスラム地域でも、ゴミ山スラムと水上スラム、そして山村スラムでは生活スタイルが異なっていることが分かった。中心地から近い水上スラムは仕事を見つけやすく支援も受けやすいことから、水上スラムに暮らす親が一番教育の重要性が分かっているように感じた。山村スラムに暮らす親にインタビューしたところ、「無料の学校は遠いため交通費が捻出出来ない。そのため学校に通わせられない」とのことであった。

留学の動機

私は今までに何回かセブ島のリゾートホテルに滞在したことがある。パラダイスだと思っていたセブ島のリゾート地の裏で子供がゴミを漁っているのをみて衝撃を受けた。彼らがゴミを漁らなくて済むには教育が必要であり、少なくとも労働搾取をされないだけの知識を身につけていれば、彼らは自身を守ることが出来ると思ったのが動機です。

成果

スラムに暮らすほとんどの親が教育の重要性を感じていた。しかしその日暮らしの彼らには、目先の教育より今日の食費を稼ぐことが重要である。ある閉鎖されたゴミ山では、その生ごみの肥料を使用して「カモテ」と呼ばれる芋を育てていると知りました。私は教育や労働の視点からだけでなく、農業の点からもこの問題にアプローチ出来ると感じました。問題の解決方法は、多角的視点が必要だと感じました。

ついた力

工夫する力

ゴミ山スラムでは、スカベンジャーと呼ばれるゴミ拾いを生業としている労働者がゴミを漁っていました。小さい子供でも出来る仕事ですが、危険が伴います。そして彼らはゴミを漁っている間は学校に行けません。しかし、閉鎖されたゴミ山の生ごみを肥料として農業をするという「工夫する力」があるだけで、彼らの生活レベルは向上します。何よりも自身で生み出すという力が、教育においての自ら何かを生み出す力に繋がります。

今後の展望

大学で専攻する「親子の心理学」の視点から教育問題にアプローチしたいと思っています。この視点から貧困問題を解決したいです。そして次回はアフリカのガボンの教育意識について調査したいと思っています。ガボンはアフリカ大陸の中で最も識字率が高く、その上男女の識字率の差もありません。ガボンでは、親の教育意識がどのような影響を与えるのかを調査し、隣国の支援方法を探りたいと思います。

留学スケジュール

2024年
8月~
2024年
8月

フィリピン(セブ)

スラム地区に住む親にインタビュ
【質問内容】
Q:家族構成は?        A:7人(子供5人)
Q:夫の職業は?        A:なんでも屋
Q:日給は?          A:平均400ペソ(1012円)
Q:必要な生活費は?      A:1日600ペソ(1518円)
Q子供の教育についての考えは? A:無料の学校があるが山村スラムから遠いため、毎日の交通費が出せ  ないから通わせられない。
Q:労働搾取についてどう思う? A:搾取されても賃金が欲しい

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

山村スラムの子供と手遊びをしながら、数や足し算、引き算の勉強
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

安全を過信してはいけない

あるスラムの若者に「今の問題点は何ですか?」とインタビューしたところ、「兄が銃で撃たれた」という答えが返ってきました。私は合計で1カ月以上スラムを滞在し、顔見知りもいたため、スラムの環境をどこか甘く見ていました。でもそれは、現地スタッフがいたからこその「守られていた安全」であったことに気が付きました。海外ではどれだけ現地になれたと思っても、安全を過信してはいけないということを強く実感しました。

ストリートで出会った若者。明るい笑顔の裏に隠れた兄への想い

「分からないから教えて」が友達への第一歩

  • 語学力 : その他の言語

スラム地区では、タガログ語とセブワノ語を話す人がいました。事前に「ありがとう」「ごめんなさい」「おいしい」「私の名前は~」は勉強してきましたが、それ以外の言葉は現地で教えてもらいました。初めて聞く言葉を懸命に真似て伝えようとしましたが、私の発音が面白かったらしく、それがきっかけで距離が近づいた感じがしました。「分からないから教えて」が友達への第一歩です。失敗は成功のもと。私は失敗をして沢山の友人ができました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は、新しい世界への扉を開く貴重な経験です。期待や不安が入り混じるかもしれませんが、どんな瞬間も自分を成長させるチャンスになります。言葉の壁や文化の違いに尻込みせず、自分から話しかけたり、イベントに参加したりしましょう。「間違えてもいいから伝えよう」という気持ちが大切です。

最初は思い通りにいかないこともあるかもしれません。でも、その経験こそがあなたを強くします!