スウェーデン(リンシェーピン)
大学の協定校派遣を利用し、リンシェーピン大学に秋学期・春学期前半の合わせて7カ月間留学を行いました。
留学前は教育やIT関連の授業も受講を希望していましたが、履修条件や時間割の関係で履修が難しく自分の専門である化学や生物の授業を中心に受講しました。加えて、スウェーデン語の初級クラスも受講しました。
具体的に受講した授業は以下の通りです。
・Protein Chemistry:タンパク質化学
・Molecular Environmental Toxicology:分子環境毒物学
・Probability and Statistics, first course:確率・統計学(初級)
・Biological Measurements:生物学的測定
・Gene Technology:遺伝子工学
・Project Course, Chemical Biology:プロジェクトコース(化学生物学)
・Beginners Course in Swedish, level 1:スウェーデン語初級コース レベル1
実験やプレゼンなどチームやペアで行う活動が多く、私の取っていたクラスはほとんどがスウェーデン人だったため最初は不安でした。しかし、メンバーにやさしくスウェーデンでの大学生活について教えてもらいながら少しずつ慣れることが出来ました。スウェーデン語のクラスは交換留学を中心とした留学生が多いため、様々な国の友達を作ることが出来ました。
春学期は後半も授業を履修する予定でしたが、春学期後半に私が履修できる授業がないと留学中に大学から伝えられたため、4月からの在籍先を探すのに苦労しました。大学からの紹介で1度訪れた高校の日本語クラスでボランティアとして受け入れていただけることになり、4月からも住む場所は変えることなく活動を続けることが出来ました。
大学では教育について学ぶ機会・子どもと関わる機会がほとんどなかったため、リンシェーピンの教会少女合唱団に週1回ボランティアに通っていました。スウェーデンでの子どもとの関わり方、価値観についての学びは勿論貴重なものでしたが、それ以上に週1回子どもたちと会い歌うことで自分自身がとても救われました。
大学の学生寮で6~8人ほどで生活していました。個室にシャワーとトイレはあり、キッチンとリビングがシェアのタイプの寮でした。共用の部分はメンバーと清掃日と担当者を決めて清掃していました。ランドリーやサウナが敷地内にあり、管理会社が頻繁に管理・清掃してくださるので快適に過ごすことが出来ました。