留学内容
テーマは「文理融合で迫る資源開発」
法学部である私は地球科学にも興味があった。そこで高校生の時からの研究テーマ「縞状鉄鉱層の縞の成因」をもう少し深めたくてオーストラリアの古生物学の先生の下へフィールドワークをすることにした。そこでは縞状鉄鉱層のサンプルをみたり、子供たちへの理科教育への取り組みなどの話しをきくことが出来た。
その前のイギリスでは大学で国際関係学と語学を学びたくてまず大学選びから始めた。大学1年の時の科学コンテストでノーベル賞受賞者へ質問する機会が与えられ、そのときに答えてくれたのがフラーレンを発見したハロルド・クロトー博士だった。大学選びで迷っていた時に候補の一つ、サセックス大学でクロトー博士がノーベル賞をとったことを知り、その場でサセックス大学への留学を決めた。結果ブライトンでの生活は本当にこれからの人生の財産になるような経験が数多くできたが、クロトー博士がくれた縁だと勝手に思っている。思いがけず計画にはなかったボランティアスタッフとしての活動や、その大学で卒業をする日本人学生との交流等。トビタテとはまた違う環境の友達が増えたことで本当に価値のある時間を過ごすことができた。