留学内容
現地修士課程にて航空宇宙工学における基本的な原理及びその応用法について学んだ。当大学にはスウェーデン人で唯一の元宇宙飛行士Christer Fuglesang氏が教授として教鞭をとっており、実際に宇宙へ行った方から有人宇宙飛行に関する考え、あり方等を学んだ。授業のカリキュラム内にはプロジェクトと呼ばれるグループワークがあり、世界中から来た優秀なクラスメートと一緒に課題に取り組んだ。例えば、Christer氏のコースでは、30人を火星に送ることのできる宇宙船のデザインを考えた。私は宇宙船のロケットの推進チームに所属し、将来有望な推進システムを考え、それに基づいた宇宙船のデザインを提唱し、小論文にしてまとめた。日本ではこれから研究室に配属され、研究を行うので留学中にこういったことを学ぶことができ非常に有意義な留学生活であった。加えて、2017年6月上旬から8月下旬の3か月間は現地のロケットチームに所属し、実際にロケットの製作に取り組んだ。