留学内容
留学のテーマは「世界の食糧問題解決のために食料廃棄削減を目指す」です。このテーマを選択したのは、ストリートチルドレンとの出会いをきっかけに、食料不足と食料廃棄が混在する世界に疑問を持ったためです。また、大学の専攻であるスペイン語の上達や中南米の文化理解も計画に含めていました。
まず、2学期間メキシコ国立自治大学経済学部に在籍し、食糧問題や食料廃棄問題に経済的視点から触れるため農業経済学と開発経済学の授業を受講しました。語学学校にも通い、友人と過ごす時間を大切にし、スペイン語の上達にも努めました。
実践活動は、食料廃棄削減において進んでいるヨーロッパ、イギリスにて行いました。受け入れ先はFare Share Londonというチャリティー団体で、ロンドンのスーパーや小売店などから賞味期限前にも関わらず捨てられる商品を回収し、ロンドン市内の養護施設、更生施設、保育園などに再分配しています。私はそこにボランティアとして週4日参加しました。