留学内容
ロボコンで有名な徳山高専で培ったモノづくりを将来 第4次産業革命の起こりつつある産業界で発揮するために、その分野で長けているドイツに留学しようという思いで渡航しました。世界最大の産業メッセ、ハノーファーメッセに行き、ドイツの企業間合同ブースを見たときに国全体を上げてこの改革を進めていこうという一体感に圧倒されました。6か月通った現地の応用化学大学では、カリキュラムに実習系、実験系の内容が必ず組み込まれており、実践的に活躍できるエンジニアを育てるための優れた教育制度を実感できました。留学後半の6か月は現地大学を通じてインターンシップに参加させていただき、現地の小さな樹脂製レンズの製造会社でプログラミングに励み、品質検査のオートメーション化の一端を担わせていただきました。全体の留学を通じて、ただ産業を自動化、ネットワーク化するという部分だけではなく、教育制度改革を含めて抜本的にアップグレードが必要だと思いました。