留学大図鑑 留学大図鑑

あやの

出身・在学高校:
大阪樟蔭学園
出身・在学校:
奈良県立大学
出身・在学学部学科:
地域創造学部・地域創造学科
在籍企業・組織:

留学中は現地で様々な日本発信活動を行い、
中国語も全く話せなかった留学当初から約半年間でHSK6級合格できました。

気になる方はいつでもFBやInstagramでメッセージください☺


最終更新日:2020年07月13日 初回執筆日:2020年07月13日

奈良県のインバウンド増加計画

留学テーマ・分野:
経済・商・観光
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北京語言大学 短期コース
  • 中国
  • 北京
留学期間:
6か月
総費用:
1,300,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,120,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
中国語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<HSK6級201点>

留学内容

語学学校(2週間)と北京语言大学(6か月弱)で中国語を勉強しながら現地の方に奈良の文化を発信するという計画で飛び立ちました。北京语言大学は世界各国から留学生が中国語を学びに来るので語学力によるクラス分け、課外活動、日中交流会など制度がきっちりしていたのが良かったです。よく北京語言大学に留学すると遊んでしまうと言われるのですが、それは意識の問題で、私は6か月間で出来るだけ早く中国語をマスターして留学計画である日本発信活動を遂行するために遊ぶ時間はあまり作らず一生懸命勉強した結果半年でHSK6級にも合格できました。奈良の文化発信活動では主にパワーポイント、日本から持参した浴衣、天平衣装、セーラー服を使って日本文化を体験してもらいました。奈良の食べ物ではないですがたこ焼き機も持って行ったりして一緒に作れた時は中国の方もすごく興奮していました。奈良のことを知れてよかったです、次は必ず奈良に行きます、などと言っていただけたときは本当に嬉しかったです。

留学の動機

高校2年生の時マレーシアに留学した際、英語だけでなく中国語が話されていて中国語も話せるようになりたいな、と思ったのが一番のきっかけです。またそれと同時に奈良県立大学の学生として、大阪、京都に負けない観光地としての奈良づくりに貢献出来たらなと考えて留学しました。

成果

出発前に任命された奈良市観光大使として上記の留学内容に即した活動を行い、その際に頂いた名刺を400回以上交換することができ、またWechat(日本でいうLINE)も全部で500人弱の友達ができました。それによって帰国後も日本語の質問、日本留学、観光旅行など情報提供をしています。

ついた力

寛容力

私は関西出身ということもあり以前は感情的になりやすいタイプでした。ですが本当に何でもありな中国に半年間滞在してから全然怒らなくなりました。怒ってもすぐ忘れたり、感情にまかせて相手を批判せずに許すことができました。

今後の展望

自分が無知だった為留学先で恥ずかしい思いを経験から、帰国後は日本のことをしっかり勉強したいです。

留学スケジュール

2017年
6月~
2017年
12月

中国(北京)

2017年6月11日~28日まで LTL Mandarin School でホームステイをしながら中国語の勉強
2017年6月29日~8月23日まで 北京語言大学(寮)前期授業
2017年9月11日~12月6日まで 北京語言大学(寮) 後期授業

2017年10月20日~12月9日 北京語言大学、北京城市学院、科技大学、求实职校、新東方、郵電大学などで合計22回奈良のプレゼンを行うことができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

北京語言大学の授業の様子
第一回 奈良プレゼンの様子①
第一回 奈良プレゼンの様子②
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

半年間の留学計画は、初めの3か月で中国語をマスターし残りの3か月で中国語による奈良のプレゼンを行う予定だったのですが殆ど中国語を話せない状態で留学したのもあって、思うように上達しませんでした。現地で出会った方から自分から話さないとなかなか伸びないというのを聞いて、大学の図書館で働いている管理人の方に30分でいいから私と喋ってください、とお願いに行きました。初めは趣味など本当に簡単な会話でも聞き取れなくて紙に書いてもらったりしていましたが5か月間毎日通っているうちに上達しニュースや国際関係などについての会話ができるようになりました。帰国の際には家で餃子を振舞ってくれたりして本当に感謝をしていますがその方は携帯を持っていないため帰国後は連絡を取ることができないですがまた必ず会いに行きたいです。

毎日会話をした図書館の管理人の方(真ん中)とその奥さん(右)

中国語が全くできない人へ

  • 語学力 : その他の言語

私も留学当初は中国語全くできませんでした。ほんの少しだけど英語できるし大丈夫かな、何とかなるかな、と思っていました。でも私が滞在した中国、北京で英語を流暢に話せる方は学校の先生以外殆どいませんでした。道に迷った時や買い物をする時、言われている中国語も理解できないし私の下手な中国語も聞き取ってもらえなかったです。だから言いたい中国語を紙に書いたり、写真で見せたりしていました。ですがある日突然聞き取ってもらえる日が絶対に来ます。最高に嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。結果的には何とかなりました。

ホストファミリー
語学学校の授業の様子

留学前にやっておけばよかったこと

日本についての勉強
→私が中国語の授業を受けていた北京語言大学にはアジアを中心に世界各国から集まっていて、クラスメイトから日本のことをよく聞かれました。また中国の方に限ると日本の歴史、文化についてあることないこと話されていました。日本から派遣で来られた会社員の方はその都度間違いを指摘していましたが、私はそれができなくてとても情けない思いをしました。

留学を勧める・勧めない理由

私は中学3年生でオーストラリア、高校2年生でマレーシア、そして大学2年生で中国に留学していますが、どれも日本という場所や付き合う友達を通してでは絶対に経験出来なかっただろうなあ、と実感しています。国、人間、文化、全てが異なる場所で色々な体験をして必死に生きて、帰国後語学の向上だけではなく、もっと今後の人生で必要な個性や人格の面で成長することができました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

私は行く前半年間1人だし、日本人だから大丈夫かな、ちゃんと帰ってこれるのかな、半年両親や友達に会えないな、とか考え大分後悔してました。でもやめていたら一生後悔していたと思います。初日に出迎えてくれたホストファミリーをはじめ多くの出会いを通しどんどん帰りたくない気持ちになっていました。これから留学される方、不安もあるかと思いますが楽しんでください。とても羨ましいです、最高の経験になりますように。