留学内容
私の研究内容であるホログラフィと留学先の組織内部光散乱イメージングを融合させることにより、3次元の生体内部イメージング技術を世界に先駆けて創生することを目的とした留学を行いました。留学先では、自身の研究内容を発信すると共に、留学先の技術を学ぶためにプロジェクトの一員として携わりました。研究先では、活発な議論の中、最初は専門性のなかった私も猛勉強することで議論に参加することができました。最終的には研究先で初となる研究成果を挙げることに貢献しました。
最終更新日:2018年04月05日 初回執筆日:2018年04月05日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC570点> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC705点> |
私の研究内容であるホログラフィと留学先の組織内部光散乱イメージングを融合させることにより、3次元の生体内部イメージング技術を世界に先駆けて創生することを目的とした留学を行いました。留学先では、自身の研究内容を発信すると共に、留学先の技術を学ぶためにプロジェクトの一員として携わりました。研究先では、活発な議論の中、最初は専門性のなかった私も猛勉強することで議論に参加することができました。最終的には研究先で初となる研究成果を挙げることに貢献しました。
どんな失敗も許される学生時代の間に海外の技術力や価値観に触れ、視野を広げたいと思ったことがきっかけでした。もともと英語は苦手でしたが、日本企業もグローバルに展開していく中で社会人になる前に海外に挑戦する機会は今しかないと思いました。
留学先の専門知識・技術、ディスカッション能力ももちろんですが、1人の人間として考え方も変わったかなと感じます。プロジェクトで色んな人と同時並行して物事を進めていくうちに、自分1人では成し遂げられないことを感じ、人間関係の大切さを強く感じました。またマイノリティの環境に立たされることで普段気づかなかった日本の○○どうして?等、全然把握できてないことも痛感しました。
自分を発信する力
ずっと一人で考え込んでいても理解できない。相談したとしても英語力の乏しさから理解することができないのではないかという思いから相談できない日々が続きました。ある日、おもいきって自分から相談しに行くとびっくりするほど丁寧に説明してくれて理解することができました。自分が意見をどんどんいうことで相手もそれに対して応えてくれることで研究がすすんだと感じました。
現在進めている研究をさらに突き進める。今まで医療に目を向けていなかった自分が留学先の技術も学び視野を広げたことで、光が医療におおきな影響を与えることができるのではないかと思った。医療メーカーの開発に培った光学知識で貢献していきたい。
2017年
9月~
2017年
12月
PhDと共に研究に携わり、ディスカッション能力や報告書等、グローバルな研究者としての基礎力を身に付けた。自分の研究室にはない専門知識や画像処理技術のアルゴリズムを学んだ。週に一度のミーティングでは自分の研究内容について30分プレゼンを行った。一日ワークショップにも参加し海外の研究者における講演にも参加した。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 150,000 円 |
生活費:月額 150,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 150,000 円 |
生活費:月額 150,000 円 |
研究先の学生にはプライベートでも非常にお世話になった。週末にはディナーやサッカー観戦に連れて行ってもらったり、森林で水遊び、ピクニックにも連れて行ってもらった。研究者としてではなく1人の人間として心が温かく優しくて最高の環境だった。冬に留学したのにもかかわらずパーカーが最終防寒の馬鹿な私に、新品のジャケットをプレゼントしてくれた。お別れ日にはRemember meの歌を送ってくれたのには泣いた。
研究所内では英語だが、ショッピングや買い物などは全てスペイン語。また時には研究室内でもスペイン語が飛び交っていることも少なくはなかった。英語も完ぺきではなかったが、Skypeで留学目に毎日英会話してたのもあり少しは会話できた。でも隙間時間を使ってスペイン語を勉強することで研究先でのコミュニケーションは2倍3倍と多くなった。もっと仲良くなりたいと思ったきっかけの一つで、色んな手段はあると思う。話のタネにもなったりした。