留学大図鑑 留学大図鑑

みっつ

出身・在学高校:
山手学院高等学校
出身・在学校:
東京工業大学
出身・在学学部学科:
工学部経営工学科
在籍企業・組織:

大学院のダブルディグリープログラムで北京に留学していました。中国大学事情、中国のスタートアップなど、2017年-2018年の中国のことならだいたい話せるかと思います。


最終更新日:2018年10月29日 初回執筆日:2018年10月29日

「日中の橋架け人材」になる

留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 清華大学社会科学学院心理学科
  • 中国
  • 北京
留学期間:
13ヶ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
中国語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<HSK 4級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<(未更新)>

留学内容

清華大学で学ぶ中で中国語を磨きつつ、未来の中国を背負っていく学生と交流して人脈を作りました。一方、学外ではまず北京-東京フォーラムにボランティアとして参加して日中が抱える問題について理解を深めました。また、電子決済やシェアリングエコノミーの浸透などの中国の発展に心底感動し、「リアルな北京」を伝えるために任意団体Dot STATIONを立ち上げ、日本の高校生16名を北京に1週間連れてくるツアーを企画・実施しました。高校生たちは実際に来てみないとわからない中国の魅力や、逆に日本を出ることで日本の良さに気づいたと話してくれ、日本人の中国に対する偏見をなくすきっかけを作ることができました。

留学の動機

小学校の5年間を中国大連で過ごした経験から、中国でもう1度学びたいとずっと思っていました。また、近年の中国の発展の中に飛び込んで、現地で人脈を築いて見たいと思ったことです。

成果

北京-東京フォーラムでのボランティアを実践活動として実施し、現地でのきっかけから高校生向けサマーツアーを開催しました。留学を通して中国の最先端の技術や教育システムに触れ、日本を振り返った時に日本はどうあるべきか、その中で自分はどう行動すべきかという時間を取ることができました。また、清華大学というアジアトップクラスの大学で多くの人脈を築くことができました。

ついた力

本質を見極める力

中国人は一見雑に見えるかもしれません。私もそうでした。しかし、現地で大学院に通って気づいたのは、彼らは無意識に本質を見極めているのだろうということ。彼らは見栄えの良くないスライドで必要な情報を伝えますが、時間を無駄にかけないことでそれをプレゼン練習や膨大な量の宿題に当てていました。私は留学をきっかけに、全て馬鹿丁寧にやるのではなく、物事の最も肝心なところを見極めるよう意識するようになりました。

今後の展望

グローバルに活躍できる企業に就職して自分の力を蓄え、その後日本の社会に還元したいと考えています。

留学スケジュール

2017年
8月~
2018年
8月

中国(北京)

大学院ダブルディグリープログラムで清華大学大学院に留学していました。講義やゼミを中国語で受講する一方で、北京-東京フォーラムなどの日中交流活動に携わりました。広大な大学のど真ん中の寮に中国人とルームメイトとともに1年間暮らしました。運動が盛んな大学だったので、サッカー部に所属して週に2,3回サッカーをしたり、そのほかカラーラン、運動会などの学内イベントに参加していました。国内12都市を旅行しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

紅葉シーズンの清華大学キャンパス
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

清華大学に留学したという点で、在学学生とイベント登壇者の両方で普段会えないような人に会う機会が多かったです。学生だと、話していたら友達が以前ノーベル平和賞受賞者のもとで働いていたことが急に判明したり、クラスメイトが孔子の子孫だったりという貴重な出会いがありました。イベントではノーベル賞受賞者や世界的大企業の幹部クラスの人が頻繁に来ていました。

入学式。いろんな人がいます。

ご飯に行く

  • 語学力 : その他の言語

とてもシンプルですが、中国語を早く身につけるために中国人と頻繁にご飯に行くように心がけました。2人のご飯はスピーキングや細かい文法の確認ができて、一方それ以上のご飯ではリスニングが鍛えられることがわかったので、そのように使い分けました。

留学前にやっておけばよかったこと

語学です。中国語をもっとやってからいけばよかったです。

留学を勧める・勧めない理由

勧めます。一度日本、地元、実家という自分の背景を外すことで、自分と向き合うことができるからです。また、多様な人がいることと、彼らの考え方を理解する力も養えて、それは将来きっと役に立つと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学では想像よりもはるかに得られることが多いです!苦労することもあるかと思いますが、留学後に振り返ると良い経験と思えるはずです。もしあなたが少しでも留学しようか迷っている段階で、このページを見ているなら、とりあえず留学経験者に連絡をしてみると良いと思います。もちろん直接留学の申請をしても良いですし、両親や指導教員に相談してもいいですし、とりあえず何か行動してみてください!