留学内容
e-Educationフィリピンプロジェクト5代目カントリースタッフとして、フィリピンで教育支援プロジェクトを行いました。特に支援したのは、通常授業からドロップアウトしてしまった生徒が週に一回通うことで、中学校卒業を目指す「Open High School Program(オープンハイスクール:OHSP)」と「Mobile Open High School(モバイルオープンハイスクール:MOHSP)」です。これらはフィリピン教育局主導のプログラムで、e-Educationはフィリピン教育局を現地カウンターパートとし、これらのプログラムに通う生徒たちがより良い教育を受けられるように、主に映像授業を利用した活用した支援を2012年から行ってきました。私は、フィリピンプロジェクトのカントリースタッフとして①企業案件や国家規模のプロジェクトにおいて、団体連携のためのMTG・カンファレンスなどのアレンジ、案件のための現地での調査 ②カミギン島のMOHSPにおいて、映像授業を導入、数学教育を支援 ③カガヤンデオロのOHSPにおいて現地大学と連携、チューター制度を導入 ④「掛け算の歌」を作成、カガヤンデオロのOHSPにおいて導入 と主に4つの仕事を行っていました。①は企業や行政など「上から」の変革ですが、②〜④など草の根レベルの活動も行えたのが私の1年間の特徴かなと思います。