留学内容
発展途上国の人々の生活と医療の実情を学び「医療の届かない場所に“笑顔”を届ける」というテーマでカンボジアに留学しました。現地では首都から離れた田舎の村を訪れ、小学校や地域コミュニティで健康診断や保健衛生の教育などのアウトリーチ活動を行いました。また、プノンペンの病院見学やワークショップに参加してカンボジアの医療について学びました。
私は自主活動として、活動先の小学校の子供たちに日本の書道文化を通して笑顔を届けられるよう、うちわを用いた異文化交流を企画していました。日本のうちわに絵や文字を書いて書道を一緒に楽しんだり、うちわの涼しさによる熱中症の予防も目的としていました。実際に活動するにあたり、書道のできる環境が整っていないことや、時間がとれないことなど、予期せぬ事態が発生しましたが、スタッフと交渉を重ね実行することができました。その結果、子供たちも、協力してくれたプロジェクトメンバーも皆が笑顔で楽しめたので留学のテーマに近づくことができたと思います。また、うちわの活動ができなかった時に備え、日本から折り紙メダルをたくさん持っていきましたが、活動最終日の交流会で大盛況でした。子供たちが筆ペンを上手に使い自分の名前をメダルに書いて喜んでいる姿を見てこちらまで笑顔になりました。