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モジ

出身・在学高校:
沖縄県立那覇高等学校
出身・在学校:
日本文理大学
出身・在学学部学科:
工学部・建築学科
在籍企業・組織:

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最終更新日:2020年06月10日 初回執筆日:2020年06月10日

地域の誇りとコミュニティからのまちづくり

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ローマ・ラ・サピエンツァ大学
  • イタリア
  • ローマ
留学期間:
1ヵ月
総費用:
800,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 670,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

①ローマサピエンツァ大学で講義を受講、②研究テーマをもとにフィールドワーク
大きく分けてこの上記2つを留学中に行いました。
①1週目と4週目はイタリアのIASSの方のコーディネートにより、ローマサピエンツァ大学で講義を受けました。受講内容としては、イタリアの文化・産業・観光・アルベルゴ・ディフーゾ・林業など様々な分野を講義して頂きました。自分の研究分野だけでなく、別の分野も学ぶことができ広い視野で調査を行うことができました。初回では留学計画を、最後には成果報告を英語で行いました。②イタリアのまちづくりを調査するために4つの都市でフィールドワークを行いました。訪れた都市は、パレストリーナ、ラブロ、ラクイラ、オルヴィエートです。

留学の動機

元々、留学をしたいと考えていて、同大学から先輩がトビタテ!でイタリアに留学していることを知り、すぐに調べました。先輩の留学内容にとても興味を持ち、私も留学をしてさらに詳しく調査したいと思い、留学を決意しました。大学に入り1ヵ月も経っていないときに応募したので色々大変でしたが、迷って時間が経つよりはすぐに行動していてよかったと思いました。

成果

イタリアはアルベルゴ・ディフーゾという分散型のホテルを観光に取り入れていて、それは空き家を利用しています。日本でも空き家が問題視されているので、この取り組みを日本でも活用できるようにしたいと思いました。また、景観も大切ですが、1番大切なのはコミュニティの形成だということが分かりました。地域の人が無理せずにまちづくりを行うためにはコミュニティの形成が必要と感じ、今後それをさらに研究したいと思います。

ついた力

行動力と適応能力力

フィールドワークを行う際に町の人にインタビュー調査し、写真も撮ってもらうなどをしました。初めて会う人にも、インタビューを行うなど日本にいるときには絶対にできなかったことが出来たので、行動力がついたと感じました。また、留学中はなれない環境ばかりでしたが、様々なことを経験していくうちにすべて楽しくなりました。少しのことでは、動揺しなくなったのでそこは成長した部分だと思います。

今後の展望

大学に入り、建築について学び始めたばかりですが、今回の留学と通してまちづくりにとても興味が湧きました。今後は建築プラスまちづくりについて深く学び、さらにコミュニティについても研究していきたいです。また、新たに留学生を増やすために、自分の経験談などを積極的に話していきたいと思います。トビタテ!は、とても恵まれた環境で留学ができるので、飛び立って素晴らしい経験を他の人にも経験してほしいです。

留学スケジュール

2018年
9月~
2018年
9月

イタリア(ローマ)

イタリアのIASSの方のコーディネートにより、ローマサピエンツァ大学で講義を受けました。受講内容としては、イタリアの文化・産業・観光・アルベルゴ・ディフーゾ・林業など様々な分野を講義して頂きました。自分の研究分野だけでなく、別の分野も学ぶことができ広い視野で調査を行うことができました。初回では留学計画を発表し、講師の方から指摘やアドバイスをもらい計画をブラシュアップすることが出来ました。そのおかげで、調査することが明確となりより良い成果を挙げることができたと思います。最後の講義では、留学の成果報告をしました。私は、調査を終え満足していましたが、ここでも講師の方から指摘を受けて今後の課題が見つかりました。この留学で学んだことを、今後の人生で最大限に活かしていきたいと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

講義中の様子
留学の成果報告の発表様子
大学前にて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

私はアルベルゴ・ディフーゾという分散型のホテルを調査するために、”ラブロ”という村を訪れた。この村は簡単にアクセスできなくて、タクシーでしかたどり着けない。なぜなら、ここは山の上にあり、細い道を通らないといけないからだ。1番驚いたことは、40人ほどしか住民がいないということだ。このような場所に行けたことは、貴重な体験であり自信にも繋がった。アルベルゴ・ディフーゾという独特なホテルは、空き家を利用し修復されていて、町に住んでいるかのような気分にさせてくれる。ゆっくりとした時間が流れ、非日常を感じることが出来る。そのような経験は、とても貴重な体験だと感じた。本当のイタリアの庶民的な暮らしを体験できたことは一生の宝ものであり、これから先滅多に経験できないと思う。

ホテルからみえる湖
ホテルのオーナーさん
朝焼け

日本のことが、とても好きになった瞬間

お世話になる人へもっていったお土産がとても喜ばれたことがとても印象に残っている。それは、百均の便利グッズだ。日本の百均は、値段の割りに高性能だと海外から注目されている。そこで、私は、レモンスプレーを持参した。イタリアでは、レモンを頻繫にに使用するのでお土産に最適だと思った。そして、それを渡すと思っていた以上に喜んでくれてとても嬉しかった。改めて、日本の技術はすごいと思ったし、さらに日本が好きになった。

お土産(レモンスプレー)

前もっての準備を!

  • 語学力 : 英語

やはり1番留学して自信を失ったのは、語学力の低さでした。講義の内容は分っても、質問したいことが上手く伝えきれないことがありました。留学前で、時間がないかもしれませんができるだけ言語を習得していくことをお勧めします。私ももっと語学力をあげていれば、さらに良い留学内容になったと思います。また、英語圏ではなかったので英語以外にも苦戦しました。最低限の挨拶は覚えていくと、現地の人も親しみをもって接してくれます。しかし、1番大切だと思ったのは伝えようとすることです。言葉がわからなくても一生懸命伝えようとすることで、相手にも伝わります!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学をしなければよかったと思うことはありません。私は、留学をして将来やりたいことや考え方の幅が広がりました。自分の居心地の良い場所からでることは勇気のいることで、つらいと感じることもあると思います。私もそのように感じることがありましたが、留学を終えた今は、すべて今後の人生に役に立つと感じています。だから、何事も恐れずにチャレンジしてください。そして、なにより留学生活を存分に楽しんでください!