留学内容
イタリアのレッジョカラブリア大学にある、材料化学のスペシャリストである教授の研究室で約3か月の研究留学をしました。私は、日本の大学では工学系の研究室で吸着材料を開発し、性能評価を行っていました。イタリアでは化学系の専門家のもとで、違った切り口から、より高性能な吸着材料を開発することを目的としていました。吸着材料がうまく作れずに苦労した事もありましたが、教授との議論や論文調査などを進めながら解決していきました。教授の都合により、吸着材料の性能評価は途中の段階で終わってしまいましたが、一部でも満足のいくデータが得られ、新たな考え方を身につけることができました。研究についてのスキルも向上しました。