留学内容
私は「テーラーメード医療を目指した世界最高水準の薬物送達ツールの開発」をテーマに、これまでにない、より効率的に薬剤を疾患に関わる細胞のみに送達させることのできるツール開発を行うべく、3か月間研究留学を行いました。私は大学ではDDS(Drug Delivery System)という分野の研究を行っており、生体由来のツールを用いることで副作用のない、体に優しい薬剤の送達キャリアを創製することを目標としています。留学先では主に臨床研究まで進んだ世界最先端の技術を持つ研究室に共同研究という形で留学し、現地で直接実験の指導などを受けました。帰国後も共同研究を続けており、今後実験を通してさらに知見を深め新しい治療法につながるよう進展させていきたいと思っています。