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松元一織

出身・在学高校:
宮崎県立宮崎北高等学校
出身・在学校:
立命館大学
出身・在学学部学科:
産業社会学部現代社会学科
在籍企業・組織:

ブログには、高校生からの将棋普及活動を毎日更新していっています。
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最終更新日:2019年07月08日 初回執筆日:2019年07月08日

将棋を通して、日本の魅力を世界に

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CAS(Czech Association of Shogi)
  • チェコ
  • プラハ
留学期間:
3ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

チェコ共和国最大の将棋大会の開催
私は、チェコで将棋の普及活動を行ってきた。どう初心者に将棋を伝えることが重要かを考えてきた。アニメイベントでの将棋講座、学校での移動教室等を行ってきた。また、留学の集大成として将棋大会を開催してきた。この大会は、今まであったチェコでの大会の参加者を上回る人たちがこの大会に参加し、チェコ最大の将棋大会となった。また、翌年にも自費でチェコに渡航。翌年の本大会は、去年の参加者人数を上回る。そして、チェコ大使館やいくつかの企業がスポンサーについていただき、この大会はより拡大していっている。このようにチェコを中心にヨーロッパで将棋人口を増やすことに力を入れている。

留学の動機

 私は、小学生のときから将棋を続けています。自分自身が将棋をするだけでなく、将棋の魅力を知ってもらおうと、将棋に触れるきっかけを作る普及活動をしてきました。

そのような活動する中で、将棋には日本人の考え方や日本の魅力が詰まっていることに気づきました。そこで将棋を通して、日本を世界に発信していこうと考えました。

成果

チェコで普及活動を行うなかで、文化や考え方が違うため、日本人と海外の人の将棋への見方の違いを感じました。また、チェスの概念を持って将棋をしているため、駒落ちというハンディ戦をあまり好まないことにも気づきました。


ついた力

挑戦する、適応力

日本で行ってきた普及方法でうまく普及されないことに気づきました。やはり、考え方や文化も違うため、根本となるものは、ぶらさず、柔軟にその国の普及方法に適応させていく必要がありました。
また、3ヶ月という短期間で最大規模の将棋大会を開催するという挑戦も行い、挑戦することに少し自信がついたように思います。

今後の展望

私は将棋を通して、そうした日本の魅力を発信できる人物になりたいと思っています。

大学卒業後は、チェコでの長期ビザを取得し、チェコで将棋普及活動を行いたいと考えています。
そして、チェコ共和国 初 将棋道場を開設したいと強く思っています。まずは、チェコで永続的な活動を行い、チェコを中心としてヨーロッパに将棋をより普及させていきます。

留学スケジュール

2018年
7月~
2018年
9月

チェコ(プラハ)

フィリップ・マレックを代表とするCASが行なっている将棋普及活動がどのようなものか調査を行いました。そこから海外の人は将棋に対してどのような捉え方をしているのかを確認しました。その次に自分自身でチェコを中心としヨーロッパの人に将棋普及活動を行いました。具体的にはアニメイベント、学校等で将棋ブースを設置しました。最後にこの留学の最終目標である将棋大会を開催しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

チェコ共和国 最大の将棋大会の集合写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

チェコ共和国に着いて初日。プラハ城を観光しました。
疲れた私は、プラハ城内にあるスターバックスで将棋していました。
とても店内にいるお客さんの視線を感じる…。

すると、隣に座っていた二人組の10代後半の女の子が
「これは何か?」と質問してきました。

これは将棋という日本のボードゲームだと説明すると、プレイしてみたいとのこと。

チェコに着いた初日にプラハ城内で将棋を教えるとは思いませんでした。

そして、スターバックスで急遽将棋講座が始まりました。このアットホームなチェコ共和国。一瞬にして好きになりました。
また、この時に教えた女の子が今後の将棋普及を手伝ってくれるとは思いもしませんでした。

初将棋普及の場所プラハ城からのプラハの景色です

言語の壁に怯えるな

  • 語学力 : その他の言語

私は、英語の資格を持っていません。ましてや、単語単語でしか会話できないレベルです。
そんな私が、英語圏でないチェコに行ったわけです。チェコ語なんて英語から連想なんてできません。しかし、私は何ら問題なく生活できたわけです。将棋普及も行なってきました。

では、どのようにコミニュケーションをとったのか。
私は、「将棋を通してコミニュケーションをとりました」

私は、将棋というコミニュケーションツールがあったため、チェコ語でもどのような言語圏内の人とでも会話できました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

蝶になるアオムシの中に、すでに蝶の羽も肢もあるのはご存じですか?
アオムシの幼虫は皮膚の裏に羽は生えているのです。空を翔ぶ羽の芽がすでに備わっているのです。
  今は仮に自分の夢が到底叶うとは思えないとしても、蝶のように将来羽ばたく羽の芽は、あなたの中にも必ずあるはずです。
自分を信じ、夢の向かって一緒に頑張りましょう。