留学内容
清華大学の起業の環境、文化、教育方法等を学ぶ計画
できれば起業を通して学びたかったが、実力不足のため仲間が見つけられなかった。
前期は起業大会のビジネスプランコースに出て準決勝敗退。x-labという学生の起業支援施設所長の授業に出て、チームで模擬起業を通して学ぶ。
卒業した先輩起業家、現役生起業家訪問、カフェトークなど。
後期のx-labの校長杯という起業の国際大会初戦敗退。
社内イノベーション、社内起業メインのMBA
最終更新日:2019年10月09日 初回執筆日:2019年10月09日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
中国語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<HSK5級> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<同じ> |
清華大学の起業の環境、文化、教育方法等を学ぶ計画
できれば起業を通して学びたかったが、実力不足のため仲間が見つけられなかった。
前期は起業大会のビジネスプランコースに出て準決勝敗退。x-labという学生の起業支援施設所長の授業に出て、チームで模擬起業を通して学ぶ。
卒業した先輩起業家、現役生起業家訪問、カフェトークなど。
後期のx-labの校長杯という起業の国際大会初戦敗退。
社内イノベーション、社内起業メインのMBA
飲んでいる時、学生時代すごかった先輩が就職して辛そうにしている様子を見たり等、数年後の自分を想像した。最近はこのフレーズをよく聞き陳腐化しているが、やっぱり自分の好きなことで起業したいと思い、徐々にその方向へ。
どうせなら自分のような社会不適合者と思われる人たちにもそのサポートをしたいと思い、そうした環境を作りたいと思った。だから、ゼロから起業の環境を作った清華大学へ留学しようと決めた。
もともと中国語専攻で、基本的には中国人としか交流しなかったので中国語能力が伸びた。MBAの授業に出てわかったのが、ビジネスレベルまではまだ達していないこと。それでもチームリーダーをして、クラス一位のグループ成績を収め、先生から高評価を頂いたので、言語能力はある程度まで達したらなんとかなると感じた。
起業大会のビジネスプランコース準決勝敗退
x-lab校長杯初戦敗退
比較力
日本を中国の視点から見て、中国を日本人の視点から見ることができた。留学中にも色々と社会問題が出てきて、それへの反応などをリアルタイムで接することができ、日本にいたままではわからなかったであろうことが多い。
中国は共産主義国家だが、超資本主義社会だと実感した。しかし中国の起業の環境を利用しない手はないので、いかに上品に絡めていくかを考えたい。
2018年
9月~
2019年
7月
中国清華大学で10ヶ月間起業について学んだ。留学生寮に住んでいて一人部屋だった。
前期10月ごろから起業大会のビジネスプランコースに出場、仲間を募りながらだったが一人で参戦。準決勝敗退。同時にx-labの所長がもつ授業でリーンスタートアップをチーム単位で学び、模擬起業する。そこでは中国人とのチームワークの取り方について多く学んだ。
後期ではMBAをとり、チームリーダーとして聴講した。単位こそ出ていないがクラス一位のグループ成績で終了した。目標であったx-labの校長杯に参加したものの初戦敗退。
学費:納入総額 500,000 円 |
住居費:月額 42,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
学費:納入総額 500,000 円 |
住居費:月額 42,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
留学前、中国の学生も好きなことで起業をしていると思っていたので、起業の大会に参加した際他のチームへなぜ起業しようと思うのかを聞いてみた。
面白い答えであったのは、
履歴書に書ける、コネができる、働くより稼げるから。
などがあり、正直だな、と思ったと同時に、就職に似ているなとも感じた。
のちに色々と中国人と話したり、SNSなどを見ていると、結婚の条件、996問題という雇用問題、都市部での格差などがだんだんと顕在化し、中国も大変だなと気づいた。
そうした中一人っ子政策のせいで一人で一族を背負う現代の大学生はまずは多くお金を稼がないといけないため、同じくらいしんどいなら起業しようという選択をしている。
こういったことを留学中に実感し、留学前はそのまま起業の環境の良いところを日本に持って帰りたいと思っていたが、できた文化的背景などがこれからの日本に逆行しているので、いかにこれから上品に絡めていくかを考えていきたい。
留学生向けの授業では先生も発音が綺麗で、一番レベルの高い授業でも周りが留学生だけあって、すぐに慣れるが、本科生、院生の授業では自分一人だけなので、合わせてくれない。強烈だったのは、起業の先生が北京人以上に早口かつ南の訛りがあり聞き取りにくいこと。
全くわからずこれはやばいと思い、当時は全く関係ない授業も多く取っていたので、自分に何が本当に必要なのかを考え、起業と中国語の授業だけに専念することにした。
あとは、全く日本語が喋れない、少し南の訛りがある友達と毎週末会ってカフェで話したり勉強したり、友達に頼んで語学パートナーを募集してもらったり、色々と関係を築いて話す機会を増やした。
遠距離恋愛でも何でもないが、会えない中国人の友達とは電話で話した(笑)
中国への留学ガイドを見る