留学内容
「ジェンダー・セクシュアリティに関わらず働きやすい職場づくりをカナダで学ぶ!」ことをテーマに、ブリティッシュコロンビア大学のSauder School of Business(以下Sauder)とGender, Race, Sexuality and Social Justice(以下GRSJ)の学部にて授業を履修。実践活動としては、地元のLGBTQ+の家族のサポート団体の活動に参加しました。
Sauderでは「採用プランを考えてプレゼンテーションする」など、人材マネジメントを実践的に学びました。一方のGRSJの学部では、“gender-aware”である組織づくりを学ぶ授業などを受講しました。同じ年代の学生が、社会問題への日頃からの考察が伺える鋭い発言をしており、刺激を受けました。自身が問題だと考えていることをオンラインで発信したり、フィルムを作成したり、デモを企画・参加するなど、アクティビズムがとても身近で、私自身もそれに倣いたいと考えるようになりました。
活動させていただいたLGBTQ+のサポート団体では、これまでに経験した苦境を共有しあい、お互いにアドバイスをするコミュニティを目の当たりにし、誰もが自分らしく居られ、そのような方々が集まる場の重要性を痛感させられました。後述するリーダーシップキャンプの経験と合わせ、このような場の提供に貢献したいと考えるようになりました。