留学内容
8か月間の交換留学と約1か月間の農業ボランティアを行った。
交換留学では生化学科に所属し、授業と実験を履修した。英語が不自由なことで、悔しい思いをすることも多かった。アパート住まいだったので、日本食パーティーを開催したりもした。(移民が少ない地域で、日本のことはあまり知られていなかった。)ただ、住み込みの農業ボランティアをした期間が1番私にとって濃かった。
1軒目は薬用ハーブ農家だった。雑草を抜くという作業が多かったものの、畑の植物から自作の薬用クリームや香水を作る体験(実際に売る商品)ができ、自然本来の力を実感した。
2軒目は養蜂と有機栽培のコミュニティ農家だった。メンバーは広大な森のような敷地に小屋を建てて暮らしており、昼間は担当の作業をし、夜ご飯は全員で食べた。有機栽培ゆえこちらも雑草抜きが大変だったが、農薬によってではなく人力で処理することは自然、人間、敏感な蜜蜂すべてにとって良い。養蜂にも携わらせてもらった。